せんにちこう(千日紅))栽培のステップ
種まき・育苗
(1) 発芽適温が20~25℃と高いので、十分暖かくなってからタネまきします。
タネが綿毛に包まれているため、土と手のひらでこすりあわせてからまきます。最近のタネは、この綿毛を取り除いたクリーンシードがほとんどです。
育苗箱にばらまきします。覆土はタネが隠れるくらいです。
(2) 発芽するまでは半日陰で管理して、水やりをかかさず、乾かないようにします。発芽したら日当たりのよい場所に移動します。
(3) 本葉が4~6枚になるまで育苗します。
植えつけ
(1) 本葉が4~6枚になったころ、日当たりと水はけのよい場所に、株間20センチで植えつけるか、5号鉢に1株を目安に植えつけます。
(2) 庭植えの場合は、堆肥と化成肥料をすき込み、鉢植えの場合は、赤玉土小粒6に腐葉土3、バーミキュライト1の割合で混ぜたものに化成肥料を加えたものを用土とします。
生育管理
(1) 水やりは、土の表面が乾いたら与えますが、過湿は禁物です。
(2) 置き場所は、一日中日の当たる場所にしてください。
(3) 肥料が多すぎると花つきが悪くなるので、生育が衰えて葉色が悪くなったときだけ、窒素分の少ない液肥を少し与えます。ふつう、追肥の必要はありません。