今年はジャガイモ（ナス科）を量産（昨年比1.5倍）します。
従来の場所でのやりくりが難しくなってきたので、畑を拡張しようと思い、隣接の休耕田に目をつけました。

この場所は13年前まで水田（棚田）だったところ。
現在は草も何も生えていないように見えますが、夏になれば膝丈ぐらいの雑草が生い茂り、年に3～4回の機械での草刈りが必要な場所。
その理由は地下にあります。
多年草の雑草の地下茎が網の目の様に走っていて、いくら上を刈っても地下茎がある限りまた生えてくるのです。
試しにスコップ一杯分の土を掘り出し、指で土を揉み解し、土と地下茎を分離させるとこんな感じ。
直径4～5mmの白っぽい地下茎が大量に出てきます。
機械で耕すと細かく破断されてしまい、回収するのが困難。
なにしろ5cm程度の地下茎の断片が残っているだけで芽を出してしまうので、面倒でも手作業で分離させなければいけません。

もっとも、除草剤を使用すればもっと簡単に除去できますが、時機を逸してしまったんですね。
10月頃、半刈り（10cmくらいの背丈に刈る）してからラウンドアップを少し濃い目（多年草用）に撒けばこんな苦労はせずに・・・。

6時間掛けてなんとか約半分の面積を処理しました。
すべての地下茎を取り除くのは不可能ですが、今年はこれで行きます。

大量の地下茎が

こんなのも取り除きます

苦闘6時間