トンネル de アキヒメ 栽培中 読者になる
章姫 | 栽培地域 : 茨城県 つくばみらい市 天候 | 栽培方針 : 有機栽培 | 読者 : 9人 |
栽培環境 : 庭 | 栽培面積 : 6.5㎡ | 苗から | 124株 |
作業日 : 2017-10-08 | 2017-07-16~84日目 | 22.3℃ 15.4℃ 湿度:88% 積算温度:1979.7 ℃ |
更新用の苗購入
今日は近所のホームセンターで章姫の苗を購入。
庭には章姫の苗が山ほどあるのだが、これは更新用の苗。
イチゴは栽培中にアブラムシなどからウィルスに感染する。
ウィルスには複数の種類があり、感染するウィルスの種類が増えるにつれて、生産力が落ちてくる。このため家庭菜園で何年も苗を作り続けると、株は元気に見えるが思ったほど実が成らなくなる。
これを防ぐにはウィルスに感染していない株を購入し、新たな親株にする必要がある。
イチゴのランナーの先端はウィルスに感染していないので、この部分を培養して作った苗を親株とすれば子苗はウィルスフリーとなり、プロ農家はこれを使っている。
家庭菜園では収穫量にそれ程敏感でないので、ウィルス感染による劣化は実感できないかも知れないが、それでも何年に1回かは株を更新しておくのが良いと思う。
尤も、ホームセンターの苗がウィルスフリーかどうかは分からない。以前はウィルスフリーの記載がある苗が多かったのだが、最近の苗にはこの記載が無い。でもまあ何年も庭で苗を採り続けている株よりはマシだろう。
因みに、太郎苗より次郎苗、三郎苗の方が親の病気を受け継ぎ難いとの記述を良く見るが、ウィルスに関しては次郎苗であろうが三郎苗であろうが、ランナーが着地してから時間が経っているので感染してしまっており、効果は薄い。
今回の苗は来年の親株にするが、1株しか購入していないので、採れる苗の数には限りがある。来年は更新した苗と、更新していない苗を別の畝に植え、収量を比較してみるつもり。
購入した苗
鉢に植え付け