トンネル de アキヒメ 栽培中 読者になる
章姫 | 栽培地域 : 茨城県 つくばみらい市 天候 | 栽培方針 : 有機栽培 | 読者 : 9人 |
栽培環境 : 庭 | 栽培面積 : 6.5㎡ | 苗から | 124株 |
作業日 : 2017-12-10 | 2017-07-16~147日目 | 12.1℃ -1.1℃ 湿度:72% 積算温度:2654.0 ℃ |
第三段階アキヒメ
今朝は氷点下まで冷え込むとの予報だったので、前の晩にアルミシートをトンネルに掛け、トンネル内の温度低下を抑えた。
イチゴは、花が咲く少し前から受粉後に実が肥大を始めるまでの間は低温に弱く、氷点下に数時間曝されると花器が低温障害を受けてダメになる。露地栽培で冬に花が咲いても実が成らないのは、この低温障害を受けるためで、低温障害を受けた花は中心部が黒っぽく変色するのですぐ分かる。イチゴを栽培された経験のある方は、このような花を見たことがあると思う。
ウチでは保温のためにトンネルを掛けているが、ビニールトンネルは昼間の温度を上昇させることはできるが、夜間の温度低下を防ぐことはできない。温度低下の主要因は放射冷却なので、夜間だけアルミシートを掛けてこれを防げば、トンネル内の温度低下をある程度抑えることができる。
気温が氷点下になる日は毎晩アルミシートを掛け、朝には外さねばならないが、暫くの間は開花した花がダメになることは少なくなる。栽培管理としては第三段階と言える(因みに第四段階はない)。
ビニールトンネルの上からアルミシートを掛け、放射冷却を抑止する。
低温障害を受けた花(下)は中心が黒っぽくなる。上は正常な花。
受粉後も低温障害を受ける。