トンネル de アキヒメ 栽培中 読者になる
章姫 | 栽培地域 : 茨城県 つくばみらい市 天候 | 栽培方針 : 有機栽培 | 読者 : 9人 |
栽培環境 : 庭 | 栽培面積 : 6.5㎡ | 苗から | 124株 |
作業日 : 2017-12-23 | 2017-07-16~160日目 | 14.6℃ -1.9℃ 湿度:63% 積算温度:2680.1 ℃ |
人工授粉の憂鬱
今日現在の開花状況は、章姫第1畝20/22・第2畝29/36、とちおとめ6/6、宝交早生14/16、越後姫2/2と、先週から3株増えただけ。開花していないのは、次郎苗や三郎苗で定植時の大きさが比較的小さかった苗。苗を選ぶときは太郎・次郎・・に拘るより、苗そのものの出来を目安にすべきだと思う。
開花した株は次々花が咲くので、週に一回人工授粉をするが、実はこれ、あまり楽しい作業ではない。トンネル栽培しているイチゴは、受粉するときにトンネルを外すのだが、トンネルの内側には水滴がびっしり付いており、外すときに雫が沢山落ちて花が濡れてしまう。イチゴの花は濡れてしまうと受粉しないので、花をよく見て、濡れていない花だけ受粉作業をしなければならない。うっかり濡れた花を筆で撫ででしまうと、筆先が濡れて花粉がダメになるので、かなり神経を使う。
濡れた花が多い場合は仕方ないので、柔らかい布で雫を吸い取ったりすることもあるが、花の数が多いので時間が掛かる上に、屈み作業なので腰が痛くなる。
それもこれも花が咲くのが遅かったのが響いており、トンネルを掛ける前に花が咲いてくれていれば、花が濡れることもなく、受粉作業も簡単だったのだが・・・
ともあれ、苦労して受粉作業した甲斐あって、いくつかの実はかなり肥大してきた。この分だと1月前半に初収穫できそうな感じ。
内側がびっしり結露したトンネル
トンネルを外すとき雫が落ちて花が濡れる
11月に受粉した実が大きくなってくる