年末から色づきが進んでいたとちおとめの実が、全体的に赤くなったので、今期の初収穫。重さは18gで、初収穫としては小さめだった。過去に採れた最大の実は40g程度だが、この時は低温障害で頂果房は第1果しか収穫できなかった。今回は他にも実が幾つか付いているので、養分が分散したと思われる。

味の方は冬イチゴらしい甘さ。ハウス栽培のイチゴより長い時間かけて生長しているので、より濃厚な味。冬イチゴは秋トウモロコシと並び、スーパーでは買えない家庭菜園ならではの楽しみと言えるだろう。ただ、美味しいのは各株の最初に採れた1~2果だけで、それ以降は段々大きさが小さくなり、味も普通になってしまう。第1果に続く実も少しずつ色づいてきているので、暫くは楽しめそう。

一方で第2畝に遅れて定植した8株は、小さいままで花を咲かせている。やはり定植は10月末までに行わないと、収量が上がらないのだろう。

色づいた第1果

左：重さは18g，右：少しずつ色づく後続部隊

遅植えの株に花が咲く