この日は天気が良く、夜から雨の予報なので、全ての畝で人工受粉。全部で300花くらいあり、時間が掛かった。収穫量は44個･284gで少し減ったが、中間の雨で傷んだ実がそこそこあり、実り具合は平行線といったところ。これで今期の総収穫量が10kgを超えた。ここ2年、総収穫量が10kgを超えたのはGW明けだったので、今年が如何に暖冬だったかが分かる。

第1畝の宝交早生は、畝の一番端の株がどんどん実を付けている。この株は冬の間、低温障害で実がダメになり殆ど収穫できなかったもの。

これを見ると、花が咲いても収穫に至らなかった株は成り疲れしないようだ。冬の間収穫量が少なかった第1畝が、沢山採れた第2畝より、今の収穫量が多いのも、やはり成り疲れの程度が軽いためなのだろう。

無加温のトンネル栽培では、加温ハウスと違い、冬の間ずっと採り続けることは難しそうだ。

手前：第3畝桃薫・宝交早生、奥：第1･2畝章姫・宝交早生

第1畝の宝交早生．一番手前の株に勢いがある

実が成り続ける1株