学校で試験があって・・100点取ったら偉いですか?100点って「それ以上がない点数」ですよね。でもね、それは過去の事じゃない?「今まではこうだった」って内容に対しては100点が上限。ふ・・そんなのは今、或いは未来に対しては意味ないよな。
たぶん絵画は違う道に行きましたよね。最初はただ被写体を忠実に模写するだけだった。ただただ忠実に、写真と変わんないくらい・・・いや、写真が現実になった頃から変わったんだよな。ただ忠実に描く、それに意味がなくなったころ、そして忠実に描くって事の先端まで行ってしまった人たち。100点満点のほぼ100点だった人たちは100点に納得しないで200点満点、300点満点を目指し始めたんです。デフォルメって言う新技術を使ってね。いわゆる印象派って人たちが現れて美術は「忠実に被写体を写実する」から「表現したい物を表現する」に変わった。
これは絵画の技術がどう変わったか。だけどほかの技術も同じように200点満点を目指さなきゃなんない時期は来ますよね。いや、すでに大昔からそうなってるか。先人たちの技術に並ぶのが前提。そこから先、100点以上を目指して初めて先人たちを超える事ができる。だけどそれをどちらに進めるのか・・。正解した人は「天才」って呼ばれて不正解の人は忘れ去られるんです。ここにそれほどの違いはない。どっちにしようかな、右でいいや・・が天才で左に行ったら忘れ去られる運命。
って事でね、コリアンダーに続いて葉ショウガも失敗みたい。どうも左に行っちゃったようですね。
く・・失敗?