ミニトマト(挿し芽、ピンキー) 栽培中 読者になる
ピンキー | 栽培地域 : 東京都 北区 天候 | 栽培方針 : 無農薬栽培 | 読者 : 0人 |
栽培環境 : 室内 | 栽培面積 : 0.1㎡ | 挿し木、接ぎ木等 | 1株 |
作業日 : 2018-06-14 | 2018-05-19~26日目 | 25.2℃ 18.6℃ 湿度:72% 積算温度:575.8 ℃ |
【参考】親木のあるベランダの虫
無農薬へのこだわりはありませんが、できるだけ化学系のものは使わずに済ませたいとは思っています。そのため、薬でも、アブラムシを包み込んで窒息させる系のカダンセーフ濃縮(安くておすすめ)や、イモムシだけを食中毒にして益虫や人、猫に無害なBT剤(ゼンターリとか)を優先的に利用します。
そして、忘れてならないのが肉食の有益な虫の皆さんです。家で毎年活躍してくれるのは、テントウムシとカマキリ、あと微妙なんですがクモです。
カマキリは、今年は去年のカマキリが産み付けた卵が孵化して大量の赤ちゃんが産まれました。ネットによると、およそ200匹が産まれ、初日に半分が死ぬそうです。家のも卵から出てこれず死んだり、体を伸ばせず手足が自由にならずデューク更家みたいな長細い状態でもぞもぞするまま息絶えたのがいました。あとは蜘蛛の巣にかかっているものも。初日の行動範囲は非常に狭いですが2日目には何メートルも離れたところまで行ってしまいます。でもカマキリは親もそうですが、縄張り意識があるのか、ある場所につくと結構居着いて、大きな移動はしないようです。去年、羽の傷で個体識別できるカマキリがいて何ヶ月も観察していましたが秋に死ぬまでほぼ同じピーマンを守り続てくれました。(テントウムシもいっぱい食べてたけど、、、)
テントウムシは、今年はナミテントウ(黒字に赤二紋、赤字に黒紋たくさんの2タイプ)を見かけます。そして既に産卵していたようで、本日孵化済みの塊を発見。卵を見ていないので害虫(カメムシとか)との見極めが幼虫でしか出来ませんがアップで見るとナミテントウの赤ちゃんで間違いなさそうです。
うちは毎年かぼちゃときゅうりを作ってたので、うどんこ病が多く、それを求めてテントウムシでは珍しい、肉食ではない菌食のキイロテントウが毎年多いのですが、今年はうどんこ病が出そうなのは(トマトも一応そうですが)、ズッキーニくらいしか作っていません。なので今年はいつものキイロテントウではなく、先にナミテントウが増えそうです。テントウムシはアブラムシを主食とします。産卵前の親のほうが食事量は多いですが、幼虫も脱皮前にガッツリ食べるので大人になるまでに数百匹は退治してくれます。しかも機動力が低いのでずっと同じ植物を守ってくれます。もちろん、動けないわけではないので隣の株くらいまでは余裕で引越してくれます。親と違い子は、女性など虫が苦手な方からすると気持ち悪いかもしれませんが憎きアブラムシをピンポイントで退治してくれるいいやつです。
(キイロテントウも、うどんこ病を退治してくれますが、菌の繁殖のほうが圧倒的にパワフルなので実際にはあんまり効果はないので、薬散布は結局することになると思います。うちはダコニールを使いますが、テントウムシ全滅とかはなりませんでした。)
テントウムシでいうと、そっくりな害虫、テントウムシダマシには注意です。慣れるとひと目でわかりますが、葉を食べる害虫で、表面が産毛のように毛羽立っていて羽にツヤがないのであからさまに雰囲気が違います。葉に小さな穴が空いているときは、飛んできて、穴を開けてまた飛び去っていく、葉食いタイプのカメムシ=テントウムシダマシが飛来してるのかもしれません。(カメムシは葉を食わず汁を吸うタイプのほうがおおいかもですが、ダマシもカメムシの仲間です。まあ、仲間?で言ったらテントウムシも仲間ですが、虫を食べる虫は益虫、植物を食べる虫は害虫という区分になります。)
黒地赤ニ紋
赤字黒多紋(これも黒地と同種)
幼虫孵化直後
hareotokoさん 2018-06-21 22:18:11
こんばんは
有益な情報ありがとうございます。
「カダンセーフ」と「ゼンターリ」は私も使います。安全重視ですね。
ゼンターリは、とても助かりました。グレープフルーツにたかるアゲハチョウが来なくなりました。
職場にトマトを置かれているようですね。
私も似たようなことをしています。
plantsnoteにアップしようか迷っています。