【参考】会社トマト以外のいろいろ 栽培中 読者になる
その他-品種不明 | 栽培地域 : 東京都 北区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 0人 |
栽培環境 : ハウス栽培 | 栽培面積 : 1㎡ | 挿し木、接ぎ木等 | 1株 |
作業日 : 2018-06-22 | 2018-01-01~172日目 | 28.1℃ 19.4℃ 湿度:79% 積算温度:2134.2 ℃ |
【参考】テントウムシの孵化
前日21日に孵化を発見。卵の状態を発見できないまま、孵化になってはじめて気づきました。これはズッキーニの葉の表です。正直、テントウムシに違いないとは思いますがよくわかりませんね。
卵の並びに規則性がないのでテントウムシっぽいですよね。
本日見るとはっきりとテントウムシとわかる形の幼虫がいます。まだバラけていません。
ナスのほうには、ナミテントウと判別できる紋のある幼虫がいました。順調に脱皮しているようです。三齢幼虫と思われるため、あと一回脱皮して最終齢になったら、次はサナギです。サナギになる前はサイズも親よりでかいし、1週間近くだんまりの間の栄養を取り込むため、狂ったようにアブラムシを食べてくれます。
さてさて、白いテントウムシ幼虫(コクロヒメテントウ、親は真っ黒)はまるで見当たりません。見つけたエリアでは2センチ近くに成長したカマキリが2匹いました。食べられちゃったかも。
アルビノ(突然変異の色素欠乏)の個体は群れの中で最初に狙われるため、自然界ではまっさきに食べられてしまうことが多いようです。コクロヒメテントウの幼虫はアルビノではないですが、うちの菜園ではアリからは逃げ切れてもカマキリにとっては絶好の獲物かもしれません。奴らは視覚に頼った狩をするので。
生き物は捕食されやすいものほど、一度の出産、産卵で大量の子供を産みます。ほぼ高い割合で大人にまで成長する哺乳類はヒトを含めてせいぜい数匹しか生まれませんが、虫は数十、魚は数百、マンボウなどは一万個の卵を生みます。
卵の数にかかわらず、最終的に生殖できる大人になる個体数はどの種もあまり変わりません。魚などは親が子供を即食べちゃったり、テントウムシだって一齢幼虫同士の共食いもあります。こうして実力と運を兼ね備えたエリートが次の世代を残します。
特定種が大発生するのは、天敵が大量死滅していたりで、思った以上に死ぬ個体がなく、大量に大人になった奴らが一斉にさらなる大量出産をするためです。
飛行機がキャンセル前提でオーバーブッキングで予約とってたら、キャンセルいなくてあぶれてしまった!みたいなのが多発してる感じですねw
孵化直後(というか孵化中)
翌日(本日)
三齢幼虫
BlueBellさん 2018-06-22 18:50:51
この虫、うちの畑でも見たことがあります。テントウムシの幼虫だったんですね。
変な虫だなぁと思っていました。
職場のミニトマトさん 2018-06-22 21:58:59
アブラムシを食べてくれる益虫です!大人になるまでに300匹以上食べてくれます。まあ、アブラムシは半端ない繁殖力ですけどね^^;少しアブラムシがたかってたナスの苗に孵化した卵(15匹位いました)を置いといたら数日でアブラムシが根絶され、テントウムシ幼虫たちは引っ越していきました。アブラムシが少しならテントウムシのみで根絶も可能です。大群はテントウムシだけでは手におえませんが。
生物農薬として販売されてるものもありますがかなり値がはります。それらは、飛翔能力の弱い個体をかけ合わせて作られた飛ぶのが下手くそなテントウムシです。(遺伝子操作ではなく、品種改良です)
可能なら気持ち悪いと思わずに活躍させてあげましょう!
ちなみにヒラタアブの幼虫もアブラムシをテントウムシ以上の食欲で食べてくれますが、見た目がまんまウジムシなんで、テントウムシ幼虫に耐えれる人でも耐えられないかもしれません。
ヒラタアブはほぼハエなんで、人を刺したりもしませんが、まあ、畑ならいいですが庭だと駆除されてるでしょうねぇ。