【学 名】Coffee arabica
【科 属】アカネ科・コーヒーの木属
【原産地】東部アフリカ
【特 徴】
非耐寒性の常緑低木なので乾燥と寒さには弱くて、
気温に大きな変化がなく一定に近い環境下が
栽培に最も適しているようです。
木が成長して環境が整っていれば、
コーヒーの実をつける事がありますが、
日本の場合は四季の気候変化に伴い、
気温の高下差がおおきいので、
常緑の観葉植物として育てます。
【管 理】
非耐寒性の植物なので露地よりも鉢植えで管理して、
できるだけ日当たりのよい明るい場所で育てます。
真夏の直射日光は強すぎる為、
ヨシズ越しにする等の方法で、
直射日光の当たらない明るい環境でも構いません。
耐陰性を備えているので室内の明るい窓辺でも育ち、
冬越しは最低温度8度以上で管理します。
コーヒーの木は、
急激な温度変化には敏感なので、
少しでも寒さを感じると葉が落ちやすくなりますが、
それを除けば特に栽培管理は難しくありません。
灌水の管理方法は、
鉢土の表面が白く乾いてから与えますが
、真夏はよく乾くので乾く前に与えるようにします。
冬越しに向けての注意点は、
秋の最低気温が20℃以下になったら、
だんだん水やり回数を控えめにします。
冬期の灌水は、
鉢土が乾いてから3~4日経過後に与えるようにして
乾燥気味に管理しないと、
真冬での灌水過度は根腐れを起こす原因になるからです。
高温多湿を好む植物なので、
冬の暖かい日や暖房の効いた部屋では、
霧吹きで湿り気を与えて水分と湿度を調整します。
珈琲の木(幼苗)