〜 陽の当たらない教室 〜


『Beautiful Boy』と言えば、...
ジョン・レノン

では、

『Beautiful Cole』と言えば、...
Hollandが息子に贈った替え歌


『Beautiful 畝』と言えば、...
Phantom Utopia「日の当たらない教室」


♬... Close your eyes have no fear
The monster's gone he's on the run and your daddy's here ...♫

♬... Beautiful beautiful beautiful beautiful boy
Beautiful beautiful beautiful beautiful 『cole』 ...♫

♬... Before you go to sleep say a little prayer
Every day in every way it's getting better and better ...♫

♬... Beautiful beautiful beautiful beautiful 「妙〜」
Beautiful beautiful beautiful beautiful 「畝〜」 ...♫


〜 現在、公開可能な情報 〜


★John Lennon Beautiful Boy
https://www.youtube.com/watch?v=1X3PWBFdFIY


★陽の当たる教室
・舞台は1965年！30歳のグレン・ホランド（リチャード・ドレイファス）は、かねてから憧れ続けていた「交響曲の作曲」の時間が欲しくてバンドの音楽活動をやめ、新設のジョン・Ｆ・ケネディ高校の音楽教師になった

いつかは自分の夢である作曲家として成功し、富と名声を得たいと望む一方で、赴任した高校の生徒や同僚たちと時にはぶつかり合うこともしばしば

教壇に立ってみても生徒は無関心
オーケストラをやらせてみてもハーモニーとは程遠い演奏

そんな生徒たちに音楽の素晴らしさを伝え、彼らの心を少しでも豊かにすることに奮闘

写真の仕事で家計を助けながら、夫を温かく見守る妻のアイリス（グレン・ヘドリー）との間に、息子がのコールが生まれた
もちろん息子にも音楽の素晴らしさ伝えたかったホランドではあった

が、

皮肉にも、息子コールは先天性の聴覚障害を抱えており、ホランドは深い悲しみに暮れる（受容するのに、時間がかかった）

ホランド夫妻は、息子を聴覚特別支援学校に入れるが、妻アイリスの息子の教育に熱心に取り組む傍ら、ホランドは現実から目をそらすように仕事に没頭

しかし、息子コールが、物心を持ち始めた頃に、彼から「耳の不自由な自分に音楽が分かるまいと父さんは思っている」と非難され、我にかえったホランドは、聴覚障害者のためのコンサートに取り組む

そのコンサートで父親ホランドは息子のためにジョン・レノンの『Beautiful Boy』を手話つきで歌った

（コールは、どうやって音を感じ取ったか？それは、光の強弱という演出と、奏者の意図的な振動から...）

教師としてのホランドだけでなく、障害を抱える息子を持つ父親としてのホランドとその家族との葛藤も「陽のあたる教室」では描かれる

舞台は高校に戻り、時は1995年
教育予算削減の関係で音楽の授業は学校側からカットされ、ホランドは辞職へと追い込まれる

学校を引退する当日、過去30年間の彼を慕う教え子たちが学校の講堂を埋め尽くすほどに集まった

ホランドが長い時間と自分の人生をかけて作り上げてきた交響曲は、講堂をいっぱいにした彼の教え子たちが演奏することで、やっと完成

涙なしには見ることができないエンディング
何をもって成功とするかは、打ち込んだものが、どの様に花開くかで、その真価が問われるのだと本作は観客の心に訴える

飛入り【みょうさん】

♬...Beautiful beautiful beautiful beautiful 『cole』...♫