少し季節外れですが、ようやくかぶりついたタヒチは完熟で甘くて最高でした。知り合いは自家採種したスイカはうまく育たないと言っていたけど、立派な実が育ちました。
今回は一本の苗から五個結実しましたが、最初の収穫は未熟果、二個目は収穫前にカラスの取り分になりました。もはやここまでかと思いきや八月後半に三個受粉、収穫前に一個実割れしましたが、最終的に美味しいスイカを二個食べれて満足です。
今回のポイントはなんと言っても種からの栽培。自家採種した種を胸ポケットで温めて根出ししていたのが懐かしく思い出されます。初めて目にする、発根後の生命力あふれる生長っぷりも驚きでした。ポットの培養土もいろいろ試行錯誤してミックスしたりしました。
定植にあたり石灰をまいたあと、pHを初めてきちんと測定しました。畝立ては一応鞍つきにして、全体的に高畝にしました。ちなみにレタスやツルムラサキの後作でしたが、特に問題なかったようです。
整枝は昨年ちょっかいを出しすぎて失敗したので、今年は最初の仕立て以降は基本的に放任でした。
元肥に馬糞堆肥をしっかり入れたので、後半も美味しい実ができたのかなと。後半の結実で一度だけ化成肥料を追肥しましたが、直後に続いた雨が吸収を助けてくれたのかもしれません。
今年は猛暑のせいか、ウリハムシが少なかった気がしますが、ひょっとしたら最初にまいた燻炭に忌避効果があったのか?育成初期には雑草の抑制効果もあったようなので、燻炭は今後もマルチ代わりに活用してみようと思います。マルチより割高だけど。
反省点としてはやはりカラス対策。収穫が近づいたら対策の必要性を痛感しました。
ここが○
・レタス、ツルムラサキの後作にスイカはOK
・pHはちゃんと測定
・元肥に馬糞堆肥をしっかり施肥
・燻炭マルチ
・剪定は最初の仕立てのみ
ここが✕
・収穫前は鳥害対策
・収穫のタイミングを見誤らない
もし来年もスイカを育てるなら連作障害を避けるため接ぎ木苗のにするでしょうが、どうせなら自分で接ぎ木苗を作ってみたいです。
おしまい
アルトロさん 2019-09-06 00:29:29
初めまして!
過去2年失敗していたスイカ栽培ですが、今年は接木苗と自根苗の2種類を育てたところ、接木苗は枯れて、自根苗が7個収穫できました。
、、、自根苗の強さを見直しました。
うちの畑は8坪ほどの極狭地で、スイカやメロンを毎年作ってます。
当然連作障害対策が必要なので、今年初めて接ぎ木にトライしましたが、接ぎ木後の養生1wが困難で失敗しました。
、、、よろずらさんも接ぎ木トライされたら、情報共有でき勉強になりますので、ヨロシクお願いします(^。^)
燻炭ですが、確かにマルチ代わりになりますし、虫除けにも効果あるかもですね!うちはキャベツや白菜等にも燻炭を利用しています。
理由は利用後に耕せば、土壌改良にも効果有りかなと思ってます。
今後もいろいろ教えて下さい!
よろずらさん 2019-09-07 16:02:36
アルトロさんはじめまして。
コメントありがとうございます^^
接木苗より自根苗の方がよく育つこともあるんですね。
現在借りている農園は今年2年目ですが、狭くて畝が七つしかないので
来年以降の畝ぐりをどうしようか思案中です。
接ぎ木はこれからリサーチしていこうと思っていますが、たしかに養生が難しそうですね。
でも以前から目標のひとつにしているのでチャレンジする予定です。
燻炭は永田農法を調べる過程で知りましたが、初めて使ってみていいなと思いました。
寒い時期は黒マルチ、虫の多い季節は燻炭と使い分けてみようかなと思っています。
今後ともよろしくお願いします^^