パッションフルーツ達は、最低気温が１０℃を切るようになった１１月中旬に室内に取り入れました。果実は春夏であれば２ヶ月ほどで色づいて収穫出来るのですが、気温の低い秋に咲いたため、開花から３ヶ月経って、ようやく色づくようになってきました。このまま放置しても熟さずに萎れてしまう可能性もあるので、迷いましたが収穫する事にしました。

　収穫は３種類。アラタの果実は黄色くなってきて、柑橘系のような良い香りがします。長さ９ｃｍ、直径６ｃｍ程度で重さ１４３ｇと、それなりに大きく重いです（写真１）。

　エドゥリスは秋に３つ咲き、１つは自分の花粉で、他の２つはアラタの花粉で授粉を試みましたが、アラタの花粉では着果せず果実は１つのみ。色づきは不十分ですが、追熟すれば濃くなります。長さ６ｃｍ程度、直径５ｃｍ程度で重さ５９ｇでした（写真２）。

　三番目は、レディ・マーガレット✖アラタですが、これは緑色のままで色づかず、直径４ｃｍ程度で重さは僅か１３ｇ（写真３）。残念ながら中は空の可能性が高いです。

　いずれも、少し追熟してから切ってみようと思います。

アラタの果実

エドゥリスの果実

レディ・マーガレットの果実