5月から栽培を始めた接ぎ木ほお晴れBJ(シードレス中玉)ですが、水平棚全体にツルを伸ばし、あちこちで結実しました。

しかし前半は着果数が少なく、そのかわりに最大で8キロオーバーにまでなりました。
後半は同時に15個くらい着果してましたが、その時は3キロ前後になりました。
着果が少なければ大きくなるし、着果が多ければ小さくなるという、あたり前の話ですが、その通りの結果になりました。
まあ、自然着果に任せたので狙ったわけではありませんが、コントロールすれば大玉にも小玉にもできそうです。

甘味は小玉の紅こだまには負けましたが、シードレススイカは非常に食べやすく、この先小玉のシードレスでもう少し甘い品種が開発されるのを期待したいところです。
その時には是非栽培したいです。

さて、紅こだまは栽培終了時の根っこが少なくて驚きましたが、ほお晴れはどうでしょう？

ツルを全部切って根を抜いてみました。
予想を裏切って栽培パイプのかたちそのままの根っこで、長さも2m程度有りました。
地上部の太いところは5cm程度でしたが、トマトよりも柔らかく、ハサミで簡単に切れました。
また、根の出方もトマトと違い最初に土耕の根を通した穴だけからしか伸びていませんでした。トマトだと根元の方からどんどん新しい根が出てくるのであちこちの穴から根が出ています。
来年はこの辺も考えて根を通した方が良さそうです。

そしてこの根の状態でエアーはちゃんと供給されていたので、エアーホースの保護は耐圧水道ホースで十分であることが証明されました。
塩ビパイプにしようかと思ってましたが、このままで来年もいきます。

ちなみに来年は種から育てるつもりで、品種はひとりじめ7、飛紅船ラルク、姫まくら、サマーオレンジB、3Xジルバの中から3品種を選ぶつもりです。
失敗したら適当な苗を買うことにしますが(^^;

取りあえず中玉は落下が怖いので来年はやめます。車の上にあの重量物があるのは怖いですw

追記：トータル23個で約80kgの収量でした。

根っこ

根元

根っこの根元