去年の水平棚は100均の210cmの園芸支柱を組み合わせて作っていましたが台風の時に応力集中する部分が折れました。この時は折れた部分に短い支柱を当てて3本の矢のように重ねることで対処しました。これで冬までは問題なく持ちましたが、さすがに年度をまたいで継続使用する気にはなりませんでした。
ましてカーポートの下の空間も使うとなると、かなりの面積を使うことができることからメインの枠組みはΦ19mmの単管パイプを使い、荷重の小さい部分は今まで通り210cm支柱を使うことにしました。
またメインの単管パイプについても、前回の反省を生かして複数の固定点を設けることで荷重が集中しないようにしました。
これにより2m×4mだった栽培面積に4m×4mの栽培可能面積が加わりました。ついでにそれまで夏は日よけを設置して子供をプールで遊ばせていたメインのウッドデッキの上の空間も緑のカーテンにするため水平棚を設置しました。これで3m×4mの栽培面積が加わりました。(←今スイカの葉が枯れてスカスカの部分w)
これで台風でも大丈夫かどうかはまだわかりませんが、今年はウリ科の植物が多いので、水平棚が壊れる前に葉がちぎれて飛んでいくと思います。すべての面積をトマトにした場合はどうでしょう?たぶん棚は大丈夫でも棚をつっている部分が壊れるのが先でしょうね。
緑のカーテンが完成すると南面と上面に葉が茂るため、棚の下は涼しい・・・というか薄暗いですw
カーポートの下は北面と上面だけなので薄暗くないし、車にとっても真夏でも日差しを遮るので、昼間出かけるときに車内が熱くなりすぎず良いかもしれません。暑くなってくるこれから真価を発揮してくれることを期待します。
ちなみに今年はスイカを始めたことからも水平棚の上には10cm角のネットを張りましたが、トマトを栽培するエリアにもネットを張ったのは失敗でした。水平に誘因はしやすいんですが、実が大きくなっても房が引っかかって全然下に降りてきません。時間のある時にトマトエリアだけでもネットを削除したいと思ってます。
また雨避け可能エリア(カーポート下)と不可エリアがあるため、果実の裂果差の検証も可能になります。まあ去年の感じだと品種にもよりますが、水耕+ソバージュ(放任)だとそこまで雨での裂果は多くないのでトマトの場合冬場の延命に貢献できるのが一番のメリットかという気がします。
スイカにしても今年の雨で裂果したのは、今のところ変形果一つだけだったことから、雨避けについては裂果に関してはあまり関係なさそうです。
病気に関しては雨避けがあったほうが絶対にいいでしょうけどね。
次回はダウンサイジングをしてメンテナンス性を向上させた2号機を紹介します。