ベランダ用のサブ機は形が違うだけで2号機とほとんど同じなので、今日は養液について書こうと思います。
まず肥料についてですが、去年まではハイポニカを使っていました。濃縮度も高く2液を混ぜるだけでよく、養液交換しなくても問題が起こったりしないので、非常に使い勝手が良かったです。4L入りであればコストパフォーマンスもそれほど悪くなかったと思います。しかし1年で4Lを3セットほど使いましたので、水平棚の面積が大幅に増えた今年は、ハイポニカだと肥料代だけでどれだけ使うことになるのかわからないので、よりコストパフォーマンスの高いOATハウスの10kg袋にしました。たとえ使いきれなくても1号、2号、5号でハイポニカ4Lを3セット買うのと同じぐらいの値段だった気がします。(大雑把な性格なので値段はざっくりです)
空になったハイポニカ4L容器に、1号600g、2号400gを溶かすつもりで、最初に小袋に小分けしました。ハイポニカよりも濃度が低いので消費量も多いですが、濃縮液を作るときに常温の水でも1日あれば完全に溶けきるので簡単に作れて便利です。垂直パイプ2号機の方は一度養液の全量交換し、メインの方は一度もしていませんが特に問題は出ていません。養液満タン時はEC1.3~2.1ぐらいで管理していますが、最近は養液が減った夕方に測ると結構高くなっているので、もう少し薄くしてもいいのか、肥料成分のバランスがくるってきているのかのどちらかだと思います。お盆休みで時間が取れるときにでも全量交換しようと思います。
そして養液の消費量ですが、メイン機はトマト2本(イエローミミ、キャロルスター)、コロタン、ほお晴れBJの4株で最近は一日120Lぐらい消費しています。紅こだまとナスが植えてある2号機が30~40Lぐらいですね。葉っぱが多かったときはくもりでも同じぐらい消費してたので、あの葉の量で今の天気だったら倍ぐらい消費してたかもしれません。いずれにしても一日150Lくらい消費してるので、OATハウスにしておいて正解でした。そしてこれだけの水を使うとなると水道代もばかになりません(いくらか知りませんが)ので、お風呂の残り湯を使うことも検討しようかなと思っています。
ただ、現在の毎日大量消費+水道からの補給というのは夏場に高くなりがちな養液温度の低下に役立つと思っているので、嫁に水道代で文句を言われるまではそのままかもしれません。
養液温度低下に役立つというのは、養液温度はこの時期かなり高くなると思いますが、水道から給水した場合、水道水の温度は気温よりも冷たいため養液を冷やすことができると考えています。給水が少量の場合や、水位を一定に保つ自動給水の場合、水道の蛇口やホース内の水の温度は高いので、お湯を給水することになり、根を痛めることにもつながりません。
ただし実際にはちゃんと測ってないので想像で書いてますがw
水耕栽培のいいところは、実際の経験がなくても、ある程度考えるだけで多くの問題を事前に予測して対策を立てれることだと思います。
そして根が健康な状態で問題が起きたときには、根っこのせいにできないので、ある程度原因が特定しやすく、短期間でも多くの経験を手に入れることができることではないでしょうか。
偉そうに書いてますが、私は考えるのは好きですが、人工授粉や日付の記録などの細かいデータ取りはすぐ飽きるので、最終的には適当な栽培になってますw
まあやってる本人が楽しきゃOK!