今日は雨で、他のお客がいなかったので、普段忙しい番頭さんに話を聞けた
趣味の栽培の質問にも付き合ってくれる地元の種屋さんは本当にありがたい
忘れないうちに覚え書き
◎発芽について
発芽適温はおおまかな目安
それより温度が低くても発芽する
例えばエダマメだと温度と水のバランスが良いと3日くらいで芽を出してくるが、温度が低いと、発芽までの日数が伸びる
そうやって温度が下がるほどある程度まで日数が伸びて、その先は発芽せず腐ってしまうようになる
なので温度は大事
と、いうことは
暖かい地方ならばそれだけで発芽に大有利ということになるのだろうか
中間地でも、今年のこの暖冬を生かして、まき時期を早めたりできるのかな
◎ハウスについて
ハウスは昼間の温度が上がる。上がると植物は旺盛に育つ
ところが夜間の保温力はさほどないから、プロ農家は不織布をハウス内の野菜にかけてやったり、ストープ等で加温したりして温度の低下を防ぐ
露地の穴あきトンネルの昼間の温度上昇効果は良いが、ハウスはさらに温度が上がってしまう
夜間の温度が低くなると、昼夜の温度差が30℃以上になったりする
そうなると、その温度差に植物が耐え切れない
なので昼間はハウスの換気をしてやって、温度が上がりすぎないようにする
夜間は温度が低下すると空気が収縮する
すると空気中の水分が雫になってビニールにつく
明け方、一番冷え込むときに雫が凍ったりする
そうなるともうハウス内は冷凍庫と同じようになってしまう
締め切ると余計に冷えるという話
なので、簡易温室だったら、昼間は簡易温室に入れてゆるく換気をしておいて、夜間だけ室内に取り込むのが良いんじゃないか?という話
◎セルトレイについて
地面にベタ置きじゃなく、棒かなんかをはさんで地面との隙間をあけると良い
◎去年の秋のカブを失敗したことについて聞いてみた
(状況説明)
・最終的な株間は15cm程度になったが、いちいち間引きが遅れたので生育時に必要なだけの株間はとれていなかったんじゃないかという点
・最初、2cm程度の間隔で種まきした点
・カブは小さいけれどもちゃんとした形になっていて、虫食いもなく、ただ小さめだった点
・カブは小さいけれど葉は立派だった点
上記の点から、間引きが遅れたことでカブが太れなくて葉に栄養がいっちゃったのだろう。太らせたいなら、最初から15cm程度の株間で2粒蒔いておくという手もある
これだと1回間引きしたらあとはそのまんま
慣れてきたら筋蒔きして間引いていけばいいし、カブは育てるの難しい方じゃないから何度か試してみたら良いよ
と言われた
それもいいかもしれないな
うーたんさん 2020-01-28 23:01:51
ハウスの話はすごく参考になりましたm(_ _)m
おかたんツーさん 2020-01-29 17:16:20
聞きかじりですが、何かのお役に立てば幸いです。