イチジク19種類 栽培中 読者になる
いちじく-品種不明 | 栽培地域 : 三重県 名張市 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 0人 |
栽培環境 : 里山 | 栽培面積 : 5㎡ | 苗から | 2株 |
作業日 : 2020-02-23 | 2020-02-22~1日目 | 11.6℃ 3.5℃ 湿度:49% 積算温度:16.9 ℃ |
いちじく
日本で栽培されている品種は、普通系とサンペドロ系で、
果実の時期により、春果、夏果、秋果などに区別されます。
夏果専用種…サンベドロ系のビオレー・ドーフイン、サンペドロ・ホワイト
秋果専用種…在来種の蓬萊柿(ほうらいし)、ネグロ・ラルゴ、セレスト・アドリアッチ
夏秋兼用種…桝井(ますい)ドーフイン、ブラウン・ターキー、ホワイト・ゼノア、カドタ・ブルンスウィック
などの品種があります。
①ドーフィンは正確には桝井ドーフィンといいます。国内市販イチジク果実の90%がこの品種と言われています。栽培容易で収量が多いのがその理由でしょう。果実が出回っている品種は、家庭果樹としての魅力に欠ける面があります。しかし、木で完熟させると、市販にない味わいを楽しめます。少し先割れします。
②バナーネは市販では手に入りにくく、桝井ドーフィン同様にボリウムもって、家庭果樹に適します。多収です。先割れしません。
③日本種は、本来的には蓬莱柿といいます。江戸時代に中国方面から入りました。他より耐寒性があり、やや寒地に向いています。他の地域では、後発優良品種に取って代わられました。先割れします。
★種からそだてるには 外国産の乾燥無花果(いちじく)など、品種によっては可能です。ただし、日本で流通している無花果(いちじく)は雌株だけでも実が熟すように改良されているため、中の種は受粉できていない場合がほとんど。種から育てたい方は、受粉している種子を入手しましょう。
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2019/09/post-6625.html
★イチジクの品種は、4つに分けることができる。「普通種」、日本の桝井ドーフィンも含まれる「サンペトロ種」、ヨーロッパで主に栽培される「カプリ種」と「スミルナ種」だ。スミルナ種はトルコで多く生産され、ドライフルーツとして消費されることが多い。とくにイズミール地方でよく栽培される。
★日本では栽培できないスミルナ
イチジクは日本では「無花果」と書くように、花の咲かない果物であるとされてきた。しかし、花は外からは見えないところ、実の内側に咲くのだ。
私たちが普段実だと思っているものは、花嚢と呼ばれる袋である。この袋の中で、イチジクの花は咲いている。この花が実れば種となり、また栽培が可能になる。しかし、日本で栽培されるイチジクは、「単為結果性品種」といい、受粉せずとも実が膨らみ、熟していく品種である。
本来イチジクの真ん中の赤い部分が花であり、その下の白い部分は、花を咲かせるための土台の花托である。普段私たちが食べているものは、受粉せず果実にならずに甘く肥大した、花とも実ともいえないものの集合体なのである。
スミルナは単為結果性品種ではないため、受粉しなければ実ができない。ならば受粉をさせてやればいいのではないかと思うだろうが、そうはいかない。
スミルナは雌雄異株なのだ。スミルナは雌の木であり、ペアである雄の木はカプリ種なのである。
小さな花嚢の中にある、イチジクの花は、虫を通してしか花受粉できない。それを担うのが、全長2mm以下のイチジクコバチという非常に小さな昆虫である。
イチジクの尻の(可頂部)ところにある、ほんの小さな隙間から入り込み、もってきたほかのイチジクの木の花粉を置いていく。イチジクコバチは小さな穴から無理やり入り込むときに、羽や触覚などを失ってしまい、出ることができなくなる。その果実の中で産卵し、一生を終えるのだ。
日本には、このイチジクコバチがいない。寒すぎて生息できないからだ。たとえ苗木を海外から輸入しても、観賞用の木として育てることはできるが、イチジクの果実が実ることはない。日本では、挿し木という方法でイチジクの木を増やしている。
⚫️12月に短くし米ワラをしてマルチする。
◉カミキリムシ対策はナイロンタオルを巻くといい。
◉弱アルカリ性~中性を好むので、毎年石灰を施すとよい
◉肥料は
◉水は
◉日当たりが良くて、強風を嫌う。
◉鉢植えでは1mの高さで整えられる。
耐寒性があるいちじくにした。
いちじく日本種、ホワイトゼノア、バローネ
日本種(蓬莱柿:ほうらいし)
耐寒性、樹勢ともに強く、収量も多い。味はドーフィンよりよいが、雨により裂果しやすい。熟期はドーフィンよりやや遅い。秋果専用品種。
排水性と保水性がともによい、肥沃な土地を好みます。降雨後に水たまりができるような場所は避けましょう。
スズメバチが集まるのでイチジクは怖い。対策必須です。
✳️ビオレソリエス
特徴
樹勢は強いので肥料のやりすぎに注意。果頂は割れないものが多いので、雨が降っても収穫可能。とにかく糖度23度と甘い。断根を毎年おこなうことで、結果を誘引するそうだ。
★買うなら❶ロードス お勧め。
❷「ヌアールドカノン」 黒イチジク
➌ビオレソリエス 黒イチジク お勧め‼️
❹ブラウンターキー 耐乾性が強いので、国内ほとんどの土地で栽培が可能です。おいしい。
★害虫
アザミウマ、アブラムシ、カミキリムシ成虫・幼虫、ケムシ、ハダニ、ハマキムシ、
テッポウムシ テッポウムシ予防樹脂フィルムを刷毛で丁寧に塗る。この上から錆びないステンレスの網を覆う。結束バンドで止める。上の方の枝をかじられても根元が守られていれば、いちじくが枯れることはありませんね。
アザミウマは6月ころから発生する。へこむ。
カミキリムシ用の薬剤を定期的にまくことによって予防することもできます。
★幹を10cmくらいで切ると、何本も地面近くから小枝が出てくるので、カミキリムシに遣られても問題がなくなる、太い幹自体が問題。発想の転換。
★カミキリムシ以外に鳥の問題もある場合は、イチジク全体をネットで覆うのが解決策。
★病気
うどん粉病、疾病、さび病、黒カビ病、酵母腐敗病。
果樹の中で、植え付けから収穫までの期間が最も短いのがイチジクです。
秋果はその年の春から伸びた枝に着果するので、前年枝をどこで切り詰めても問題はありません。しかし、夏果は前年枝に着果し、しかも比較的枝先につくため、枝を切り詰めると着果しません。
3月19日 主幹を30cmに切り詰めた。
3月21日 切り詰めた枝を挿木した。簡単に根が付くよう。
⚫️バローネ
挿し木から約3年ぐらいから実が成ると言われております
夏と秋の二回収穫
夏の収穫ピークはだいたいお盆までぐらい
日本種 5月27日
日本種
品種ごとの特性
ひでぼんさん 2020-02-24 11:42:40
あ、名張にお住まいなのですね。
うちは奈良の香芝に住んでいるので同じ近鉄大阪線エリアです。
名張は三重でも寒いエリアなのですか?
うちの親戚が伊賀上野に住んでいますが、奈良より寒かった印象が。
ブレイクスルーさん 2020-02-24 19:53:04
香芝は羨ましいです。名張は大阪通勤圏の端なので。
私が植えている場所は青山高原の近くの山の中なんです。
ひでぼんさん 2020-02-25 05:12:59
青山高原か~。
確かに寒そうな印象がありますね。
夏は涼しくて羨ましいですが。
ブレイクスルーさん 2020-02-25 13:43:27
長野と環境似ていて長野に農業勉強しに行く人います。
信濃クルミ栽培期待しているんですが、こちらは雨が少し多いんですよね。
ひでぼんさん 2020-02-25 18:38:30
え?
長野に近いのですか!?
伊勢志摩に電車で旅行に行くとき、名張や青山町を通りますが、そんな印象はありませんでした。