発芽地温:20~30℃
生育適温:20~30℃
日当たり:日なた
土壌酸度:PH6.0~6.5
【種まき】
・直播き、ポット、セルトレイ
・タネまきが低温期になる場合は、ポットまき、箱まき、いずれの場合も加温や保温によって発芽適温を確保
・夜に水分が多いと徒長の原因になるため、水やりは朝に行う
・日光には充分当て、高温になりすぎないよう換気に注意
・発芽適温20~30℃を確保
・発芽後は保温温度を徐々に下げ、できるだけ日に当て、徒長しないように注意
・間引きや移植の時は根を傷めないように注意
・定植適期までの育苗日数は55~65日程度
【植え付け】
・元肥は控えめに、追肥で補う
・定植は最低温度が15度を上回るようになってから
・株間50cm前後
・本葉が7~8枚で、第1花房第1花の咲き始め
・トマトの花は同じ側につくため、花房を畝の外側に向けて植えると収穫作業がしやすくなる
・本葉8葉から9葉に最初の花房がつき、その後は3葉おきに花房をつける規則性がある
・周りにワラを敷くことで雨はね防止になる
・トマトは茎から根が出やすい性質を利用して、寝かせて植えることで、吸水力、吸肥力が高まり、樹勢が強く、収量が増える、病害虫に強くなる
・接木苗の場合、寝かせ植えはNG
【育て方】
・第1花房の第1花を確実に着果させることが重要で、振動受粉等を行う
・ハウス等で自然受粉しない場合は、振動授粉を行う
・振動授粉は支柱をたたくか、開花した花を軽くはじく
・わき芽や主枝の摘み取りはハサミを使うとウイルス病を伝染させる恐れがあるので、手で行う
・ホルモン剤処理は3段花房までで終わり
・元肥は控えめに、追肥で補う
・実が付く前に肥料をやり過ぎると栄養成長が盛んになり、葉や茎に養分が偏るため、実が付きにくくなる
・1段目の実が大きくなってから初めて追肥、その後は、化成肥料を3週間おきに施す
・葉が下に丸まる状況は肥料が効きすぎ、葉が上を向いている状況は肥料不足(2020追記)
・実が付くまでは肥料のやり過ぎに注意
・大玉トマトでは一つの花房に多く着果した場合、4~5果になるよう摘果
・ミニトマトの場合は摘果しない
【収穫】
赤く熟したものを朝の涼しいうちにハサミで切り取り収穫