純系挑戦1 - ころたん 栽培記録
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メロン  栽培中 読者になる

ころたん 栽培地域 : 茨城県 日立市 天候 栽培方針 : 標準栽培 読者 : 3人
栽培環境 : 栽培面積 : 0.2㎡ 苗から 1
作業日 : 2022-06-12 2020-04-28~775日目 天気:- 気温:-℃ 湿度:-%

純系挑戦1

メロン栽培は難しくも奥深く、良い趣味になりそうです。もともと、メロンは100年ほど前にアールスフェボリット種が英国より輸入されて栽培が開始されましたが、その栽培難易度ゆえに激しい品種改良が行われてきました。特に、耐病性克服のためウリ科との交配が重ねられており、有名なアンデスメロンやイバラキングのような雑メロンが作り出されています。家庭菜園ではころたんが有名ですね。これらは甘く美味しいです。昨年、静岡のクラウンメロン(純系アールスフェボリットの系統選抜種)とアール系メロン(おそらくアールスヴェルダ)を食べました。どちらも甘く美味しいのですが、香りと味の奥深さでクラウンメロンに軍配が上がりました。生育条件により味わいが異なるのですが、品種自体が持つポテンシャルが違うのではないかと感じています。ブドウでも同様の事例があり、オリジナルのマスカットオブアレキサンドリアの改良を繰り返してシャインマスカットが生み出された経緯があります。両方育てていますが、味わいの深さはアレキに軍配が上がります。ここは、趣味ですので純系栽培に挑戦してみようと思います。今年は昨年入手したクラウンメロンの実生(おそらく固定種)からやってみます。

ころたん 

コメント (4件)

  • 釣り好きオジサンさん 2022-06-12 16:01:18

    こちらにもある通り
    https://www.ja-yubari-shop.jp/hpgen/HPB/entries/2.html
    元となる原種は門外不出で
    夕張の方々がどうにかこうにか譲っていただいたという歴史があります。
    クラウンメロン(クラウンメロンという品種はない、20種くらいあるのかな)は
    アールスメロンの中の1つで
    その実生の種はただの名もない雑種になっちゃいます。
    どんな形、見た目、味、色になるかもわからないものですので
    栽培する意味合いがだいぶ薄れてしまいますから
    それでしたら各種苗メーカーから出ている
    アールス系メロンの栽培に力を注いでいただいた方が価値ある経験になると思います。
    美味しさに関しては雑メロンのほうがアールスを上回らせることができると思っています。前にも金角さんには言いましたが緑肉ではオルフェ
    それと赤肉ではクインシーですね。
    この2種が素晴らしいポテンシャルを持っていますね。

  • 金角さん 2022-06-12 17:34:48

    クラウンメロンの品種ですが、アールスフェボリットで間違いはないと思います。農協の資料にはアールスフェボリットと記載されています。
    https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M103996/201710186947/_prw_PA1fl_RU3YdWFu.pdf
    ややこしいのが、系統選抜を行っており種類が20種ほどあることかと思います。厳密な意味でイギリスで作出されたアールスフェボリットとは異なりますが、狙って甜瓜やスパイシーカンタロープを交配した雑メロンとは遺伝子が大きく異なります。いわゆる純系のため、味に関してはほとんどばらつかないのではないかとみています。静岡以外にも、導入初期から原種に近い形で現在も細々と系統が残っている地域があるようです。趣味の栽培ですので、ロマン枠で育ててみようかなと笑 シャインマスカットは美味しいですが、アレキには及びません。メロンも純系に手を出してみたいんですよ笑

  • 釣り好きオジサンさん 2022-06-12 18:37:00

    専門家ではないのでわかりませんがw
    そうですね、遺伝子はおそらくアールスの血は引き継いでいると思います。
    でもその種は固定種、原種からのものとは言えないはずなんです。

    クラウンメロンとは書いてはありませんが
    いま初めて拝見したPDFでハッキリとF1と書いてあるところを発見しました。
    https://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/material/files/group/48/merondokuhon.pdf
    7ページ目のところですね。
    アールスの中からあるアールスと別のアールスを掛け合わせてそのタネを使って
    クラウンとして農協が各農家に配り、
    そこから食べた実のタネとなるとほぼただのF2?扱いになるんだと思います。
    劣勢形質が多く現れるものよりカタログで見せてくれているものを栽培した方が絶対いいと思いますよ。
    下手すると病気が蔓延してしまいますよ。
    接ぎ木台木の親和性なんかも全くわからないですし。

  • 金角さん 2022-06-12 21:19:28

    確かに、クラウンメロンがアールスフェボリットの原種かというとそうではないですね。これは、作型によってアールスフェボリットの系統選抜を行ってるからです。もともと、メロンが高級だったのはアールスフェボリットの栽培難易度が極めて高かったからなんです。耐病性を持たせるために味を犠牲にして甜瓜やらほかの種類のメロンを掛け合わせて大衆品になったんですね。ものによっては血統が開示されているので調べると面白いですよ。味の面ではアールスフェボリットが至高で、次に雑種で血の濃いアールス系メロン、その次に雑メロンというのが通説です。ポイントはアールスフェボリットとアールス系メロンが完全に別物ってとこです。品種改良で味が近づいてきたとは言われていますが、極上レベルはアールスフェボリットに軍配が上がっていてあの価格なのではないでしょうか。今回は固定種のアールスフェボリットも入手予定です。おそらく味は変わらないのではと思ってますが、いろいろと興味ありです笑 耐病性に関してはアールスフェボリットを選択した時点でほぼないので失敗上等でいきます。雑メロンでよいとなると産地に住んでるので格安で手に入ってしまうので、純系に挑戦してみます。

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