自分用メモです!
なので一旦非公開で書いてから、時間が経った後に公開しています(^^ゞ
[基本的栽培の情報]
中菊は基本的に花の直径が9~18㎝前後の和菊のことをいう。
もず茶は以前までこの菊の事を大菊だと思っていたが、中菊だった。。。
育て方はスプレーマムとほぼ同じ。
通年、日当たりのよい屋外で育て、鉢植えの場合は、泥はねしないよう、下に敷物をするか、一段高くなった場所で管理する。
開花期は雨の当たらない場所へ移動させると、花が傷まず、長く楽しめる。
地植えの場合は、水はけのよい場所を選び、泥はね防止にバークやわらなどを敷くとよい。
花期後に地上部を切り取ると、晩秋ぐらいから株元に「冬至芽」と呼ばれる、太い芽が出てくる。
冬至芽は寒さに当たることで春から成長を始めるので、開花後は屋外で寒さに当てる。
水遣りは、土の表面が乾いたらたっぷり与える。
特に開花中の水切れは花が早く散る原因になるから、気を付けて水を与える。
肥料は3月ごろ、春先に芽が伸び始めたら化成肥料を施す。なるべく緩効性のものがよい。
鉢植えは、蕾が大きくなる10月までに、液体肥料も併用するとよい。
代表的な病気としては「葉枯病」や「さび病」がある。
葉枯病は、センチュウによって葉が枯れてしまう病気で、被害が出た葉は速やかに取り除いて、清潔に保つ。
さび病は、葉に斑点ができ、ひどくなると葉が枯れてしまう病気。新芽の伸びる春から初夏に殺菌剤を散布すると、その後の発病が予防できる。
代表的な害虫は、「アブラムシ」や「ヨトウムシ」「キクスイカミキリ」があげられる。
アブラムシ、ヨトウムシが通年発生し、こまめな観察や捕殺で予防する。
キクスイカミキリは5月に発生し、茎の先端が急に萎れたら、この虫による被害である可能性が高い。
しおれた部分に卵か幼虫がいるので、茎ごと長めに切り取って捨てる。
キク科の雑草が近くにあると、発生が多くなるので除伐しておくとよい。
[増やし方]
中菊の増やし方としては挿し芽で増やすのが基本的で、適期は5月~6月。
太く充実した新芽の先からを5cmほど切り取り、発根剤をつけて清潔な養分の少ない用土に挿す。
日陰で管理すると2~3週間で植えこみ可能な苗に育つ。
植えこみは3~5月に行う。
その後の主な作業としては、「摘心」や「切り戻し」がある。
適期は4月から7月。摘心や切り戻しによって分枝がうながされ、草丈を低めに仕立てることができる。
強く摘心や切り戻しを行うほど発生する枝数は少なくなり、1本が太く育つ。
弱く摘心や切り戻しを行うと、発生する枝数が多くなり、こんもりと育つ。
[咲かせ方]
中菊は仕立て方によって咲き方が変わる。
秋になればツボミが沢山付くが、付いたツボミをそのまま咲かせると、小さな花がまとまって咲く。
付いたツボミをいくつか摘んで、数個にしぼれば大きな花が残ったツボミの分咲く。