【ミニバラの育て方コツ】
自分用メモです!
なので一旦非公開で書いてから、時間が経った後に公開しています(^^ゞ
[基本的栽培の情報]
ミニバラは栽培難易度★★★☆☆の、多年草(低木)。
ちなみに、ミニバラはミニサイズのバラだから❛ミニバラ❜なのでは無く、
元は「ロサ・キネンシス・ミニマ」という中国原産の矮性種のバラを交配して作られたバラだから、「ミニバラ」となったらしい。
ちなみにミニバラとして販売されているものには、矮化剤を使って強制的に木が大きくならないようにしたバラもあるらしく、
矮化剤を使ったバラは、次第に薬の効果が切れてきて、ミニバラだと思って育てていると、数ヶ月後には大きくなってしまうのだとか。
つまり元の姿にもどるのだ。
矮化剤は木が大きくならないようにする効果はあるが、花や葉は小さくならない。
例えば20cmくらいの樹高しかないバラの木に不釣り合いな花径10cmほどのバラの花が咲いていたら、それはミニバラなのではなくて矮化剤で無理にコンパクトなバラにしている可能性が高い。
生育期は日当たりと風通しのよい場所で栽培する。
風通しが悪い場所では、うどんこ病が発生しやすくなる。
地植えの場合は、肥沃で水はけが良いれば、土質はあまり気にしなくて良い。しかしそうでない場合は、土壌改良する。
水遣りは、鉢植えの場合通年、鉢の表土が乾いたら鉢底からしたたるくらいたっぷりと与える。
地植えは、真夏などに酷く乾燥する場合のみ、たっぷりと与える。
肥料の施肥、鉢植えは、生育期は液体肥料や発酵油かすの固形肥料などの置き肥を定期的に施す。
冬にも寒肥として発酵油かすの固形肥料などを施す。
地植えは、冬に寒肥として発酵油かすの固形肥料などを施し、花後や初秋にも追肥すると効果的。
代表的な害虫としては、「アブラムシ」「チュウレンジハバチ」「ハダニ」などがある。
アブラムシは、主に春と秋に新芽や蕾につき、樹液を吸う。数が多いと、新芽が萎縮し成長に支障が出るので薬剤を使った駆除が有効的。
チュウレンジハバチは、主に初夏から秋に発生し、成虫が産卵しあとは茎が割れ、ふ化した幼虫は葉を食い荒らし、ときに枝や株を丸坊主に食害する。早めの捕殺や薬剤で駆除をする。
ハダニは、生育期に乾燥が続くと発生しやすく、葉の表面がかすれたように汚れる。
新芽は萎縮して伸びなくなる。
ミニバラは葉が小さく、あっという間に葉を落としてしまうから注意。
代表的な病気としては、「黒星病」「うどんこ病」がある。
黒星病は、主に梅雨どきなど雨が多い時期に発生し、葉に黒い斑点ができ、やがて黄色くなって落葉する。
黒星病で葉を失うと、生育が著しく悪くなる。
薬剤の散布などで治す。
うどんこ病は、主に春と秋に、新芽を中心に白い粉(うどん粉)を吹いたようになり萎縮する。
落葉はしないが生育に支障がでて、花が完全に開かないこともある。
[増やし方]
ミニバラの増やし方としては、挿し木で増やすのが一般的。
挿し木で増やす場合は、緑枝挿しは、花期後の6月・10月~11月が適期。
枝を5~10㎝くらいにカットし、2~3時間水を吸わせてから切り口に発根促進剤などをまぶして、栄養分の少ない土に挿す。
休眠枝挿しは2月下旬~3月上旬に行う。
挿し木で増やしたミニバラは、5~6月に植えこむとよい。
鉢苗は真夏以外いつでも植えこみ可能。
その後の作業としては、「花がら摘み」「シュートの処理」「剪定」がある。
❛花がら摘み❜は5月の開花後から花が咲くたびに適時繰り返す。
開花枝は伸びた枝の1/3を目安に切り落とす。
❛シュートの処理❜はシュート(新しい枝)が出てきたら、なるべく早めにピンチすると樹形が整いやすくなる。
❛剪定❜は12月~2月に行う。
シュートが出ている場合は古い枝を切り取り、新しい枝に切り替える。