〜 居座ったもの勝ちの丸い箱 〜

突然ですが、問題☺︎

ある日突然、
真の所有者が自己主張を始めた

「なんだよォ、ここはボクの土地だぞ！
ボクが住むんだから邪魔だ！
不法侵入だ！出て行け〜っ‼︎」

一方、

「はぁ〜、見りゃわかんだろよ！
足の踏み場も無いくらい、昔っから俺たちが住んでんだぞ！
今頃のこのこ顔出しやがって、何言ってんだ？
人の土地に無断で入り込んでる方が不法侵入だろがっ‼︎」

はたして、
どちらの主張に軍配が上がるでしょう？





〜 現在、公開可能な情報 〜

★答え合わせ↓

★ 占有権
・物を支配する権利のことである（民法第180条）
・土地の所有者は、その土地を所持しているので、占有権を有している
・また土地の賃借人は、その土地を使用する権限があるので、やはり占有権を有している
・法律上、現実に支配している人をとりあえず保護することが必要
・現実に支配している人に「占有権」という権利があると考える（居座って主張したもの勝ち？）
・真の権利者が長期間にわたって権利を主張せず、無権利者の占有状態が長期間継続した場合、無権利者が土地の所有権を取得することが認められている
→この制度を「所有権の取得時効」と呼ぶ

俺たち、昔っから住んでんだけど、何か文句ある？

ここは元々ボクの土地だぞ！邪魔だぁ〜

しょうがないなぁ！一緒に暮らせば？...生姜はあるし☺︎