http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/ss/nkc/03-taisetu/siori/tomato.pdfより
・品種特性にもよるが、低温、栄養過剰により発生する
農林水産省HP 新潟県のトマト栽培指針より
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/pdf/04180209kasai1.pdf
・夜温の低温(低温、短日) →低節位に着果。花数が多く、ダブル花房が発生しやすい。花が大きい。
・夜温の高温(高温、長日) →高節位に着果。花数が少なく、花が小さい。
・強い光→花数の増加
・弱い光→花数の減少
・肥料が効いている状態→花数の増加、花が大きい
・肥料切れの状態→花数の減少、花が小さい
・苗の栄養不良→花数の減少、着果数の減少
・遅い移植、遅い接木→第1花房の花数が減少する。
・土壌水分多い→徒長しやすい。密植になれば、花数減少、栄養状態がよいと花数が増加
・土壌水分少ない→生育遅れ、花数の減少
・花芽の発育は、昼温を25℃とした場合、夜温17℃で花の各器官が最も良く発達する。
・夜温30℃で花粉の発育がほとんど見られず、35℃以上では茎葉に障害が現れなくても花器に障害が出て奇形花の原因になる。
・昼夜間の較差をつけて、同化産物の流転を促進し、呼吸による消耗を少なくすれば、肥大と品質が良くなる。日射量によって異なるが、多日照条件では日中25℃前後、夜間12〜17℃程度の条件がよい。
・トマトは強い光線を必要とする作物。光飽和点7万ルクスと言われる。3万〜5万ルクスは必要。それ以下だと軟弱徒長や空洞果の発生が多くなる。低日照下では結実しにくい。光が直接花に影響を与えている。