いろいろと違いがあるのと、肝心の味に気になることが出てきたので、まとめてみた。

・仕組みの違い
IQOSはタバコ(ヒートスティック、φ7mm、全長4.5cm、460円/20本)を発熱体に差し込んで加熱し、その蒸気を吸う。
gloは、タバコ(ネオスティック、φ5mm、全長8cm、420円/20本)の周囲から加熱し、その蒸気を吸う

・タバコ葉の入手難易度とレア度
IQOSのタバコ葉、本体は全国のコンビニで買えるし、利用者はどこでも見かける。
gloのタバコ葉は宮城県内のコンビニでしか買えないので、他県のヒトや出張時はダースで買いだめなどが必要。ただし、仙台市内だとかなり普及しているので、レア度は低めだが、他県では激レア。
gloは7月から東京と大阪でも販売が開始されるらしい。

・喫煙時間の違い
IQOSは6分または14回の吸引。1本吸い終わると再充電に6分ほどかかるため、連続して吸えない。
gloは3分30秒の吸引。加熱終了後も余熱で2口くらい吸引できる。本体で喫煙するため、連続して吸うことが出来る。

・吸い込み、吸い心地の違い
IQOSはヒートスティック葉の部分のしまり具合にムラが大きく、吸い込みが安定しない。
具体的には、葉巻が密すぎて発熱体を挿すのが重くて刺さりにくかったり、逆に、スカスカですぐ抜けたりする。
葉巻が密な物は、吸引がとても重くなり、めいっぱい吸わないと喫煙できない。スカスカの物は唇にくっついてヒートスティックがホルダーから抜ける。
gloはスティックを穴に入れるだけなので、とくに不便はない。また、常に安定した吸引量と吸い心地。

・味と香りの違い→ヤニ(タール？)の有無
タバコ感の有るのはgloだが、タバコ葉の美味しさはIQOS。
IQOSは、タバコ葉や香料の味そのものが楽しめる。イガイガ感はない。サツマイモの皮の味がする。
gloは、紙がかなり焦げており、紙の味も混ざっているような、喉や舌へのイガイガ感が強い。トウモロコシの芯の味がする。

これらの違いから、IQOSは残り香も少なく、室内で吸ってもたばこ臭くない。
gloは弱いタバコの残り香が漂う。コレは、紙の燃えたニオイだと思う。
吸い口の写真を見てもわかるように、IQOSはほぼ着色なしだが、gloは黄色くヤニが付いている。
吸い殻の側面はともに茶色くヤニが出ているが、IQOSは上記に濡れたヤニで、gloは明らかに紙が焦げてる。おそらく、タールがでてる。紙の焦げを吸い込んでいるかいないかの違いが、タバコ感、残り香のタバコ臭、喉のイガイガ感につながっているっぽい。

・メンテナンス性
IQOSは発熱体を挿しているので、細かいゴミがホルダー内にたまる。そのため、マメに清掃しないとまずくなってくる。
gloはほとんどゴミが出ない。1日1回の清掃が薦められているが、気にしないで良い。ただ、「蒸気の液滴が本体内に残っている」ことがよくあり、気になる。

gloの全長は普通のタバコくらいだが、燃やさないため吸い殻の全長も変わらない。よって、ゴミが多く感じる。
IQOSも燃やさないが、もともと全長が短いため、吸い殻も溜まりにくく感じる。

☆結論→味と残り香りとイガイガ感のなさでIQOSかなぁ。。。
自分はタバコは屋外で吸うことにしてるが、IQOSは室内でも残り香がほとんど無く、喉のイガイガ感もないので室内でもOK。
gloはタバコの残り香がIQOSよりも強く残るように感じるし、喉のイガイガ感がある。翌朝目覚めると、喉や鼻からの「タバコ臭」も感じる。なので、室内は無理。
味は「紙の燃えるニオイ」がないIQOSの方が個人的にはイイと思う。