<科名>
シソ科
<生育環境>
日当たりの良い場所で育てるのがよいが、半日陰でも育つ。暑さには強いが、寒さや乾燥には弱い。日長が14時間以下になると花芽分化する。適正な土壌pHは5.5~7.0。最初の追肥は草丈が15~20cmの頃に行い、以後、2週間に1回追肥をする。肥料切れすると葉が小さくなったり葉色が薄くなったりする。
<発芽適温>
22℃前後。種まきは4~5月頃に行う。1箇所に5~6粒まき、発芽後、本葉が出たら間引き始め、本葉5~6枚で1箇所1本にする。ポットなどで育苗してから植えつけてもよい。種子は外皮が硬く吸水しにくいので、一晩水につけておくと発芽しやすくなる。
<植え付け>
プランターや鉢で栽培する場合、幅60cmのプランターで2~3株、7号以上の鉢で1株が目安。
<生育適温>
20~23℃。生育温度は15~30℃。10℃以下は生育が停滞する。
<収穫適期>
芽ジソは本葉が出始めの頃、葉ジソは草丈が30~40cmになったら、下葉から摘みとって収穫する(葉ジソ)。収穫量を増やす場合は、草丈20~30cmになるまでに、本葉6~8枚を残して摘芯すると、側枝が増え、葉数も増える。芽ジソを収穫する場合は、本葉が出始めの頃に茎を短く切って収穫する。穂ジソは花が1/3程度開花した頃、実ジソは花後の結実した頃に穂がまだ緑色のうちに収穫する。
<株間>
20cm
<覆土>
2~3mm(好光性種子)
<連作障害>
出にくい