<科名>
シソ科(常緑小低木)
<生育環境>
日当たりと風通しの良い場所で育てる。高温多湿に弱い。品種により、耐寒性・耐暑性は異なる。
<発芽適温>
15~20℃。種から育てる場合は、3~4月に種まきを行う。種は休眠を打破するため、ガーゼなどで包んで、一晩水につけて吸水させ、冷蔵庫で3~4日冷やしてからまく。種は育苗箱にまき、本葉4~6枚になったら、鉢に仮植えして、秋に定植をする。
<植え付け>
苗の植付けは3~4月、または9~10月に行う。種から育てることもできるが、初期生育が遅く、開花は翌年以降になるので、苗を植えつけたほうが簡単。肥料は3月と9月に施す。冬季は株元を腐葉土やわらなどで覆って防寒する。挿し木で株を増やす場合は、春か秋に新枝を7~8cm切り取り、下葉を落として、用土に挿しておくと2~3週間ほどで発根する。
<生育適温>
15~20℃。
<収穫適期>
花穂の4~5輪が咲き始めた頃に花茎ごと切り取る。開花直前がもっとも香りが良いので、花穂の4~5輪が咲き始めたら、花茎ごと切り取って収穫をする。収穫は株の蒸れ防止も兼ねる。花茎を切り取るときは、葉を4枚(2組)つけて切り取ると、残した茎からわき芽が伸びて、翌年の収穫量が増える。切り取ったら束ねて日陰で乾燥させ保存する。乾燥させても香りは長く残る。
<株間>
30~40cm
<覆土>
種が隠れる程度に薄く
<連作障害>