<科名>
ユリ科
<生育環境>
日当たりの良い場所で育てるのがよいが、半日陰でも育つ。冷涼な気候を好む。ネギより耐寒性は劣る。適正な土壌pHは6.0~6.5。
<発芽適温>
ワケギは8~9月頃に種球を植えつけ栽培する。冬は生育が衰えるが、翌春になると再び伸長を始める。5~6月頃になると、地上部が枯れて休眠に入る。収穫は秋と春に行い、葉は薬味などに、球根は茹でて酢の物などに利用する。
<植え付け>
プランターで栽培する場合は、深さが15cm程度あるプランターを用いて、株間10~15cmとする。
<生育適温>
15~20℃。10℃以下で生育が悪くなり、5℃以下では生育が停止する。
<収穫適期>
収穫は草丈が20~30cmになったら行う。株元を3~4cm程度、残して刈取ると、再び新芽が伸びてきて、何回か収穫ができる。収穫後は追肥して葉の成長を促す。そのほか、球根ごと収穫することもできる。種球として利用する場合は、5~6月頃、地上部が枯れたら球根をほり上げて、風通しの良い日陰で保存し、秋になったら種球として植えつける。
<株間>
15~20cm
<覆土>
種球の先端が少し地表に出る程度。
<連作障害>
少ない