べと病との戦いに勝てませんでした。
マルチを剥がすと、根っこがまわっていて畝が真っ白でした。土も根っこが絡まり、耕しても簡単にはほぐれません。
60cm幅の畝に、5列は欲張り過ぎたようです。
過密ゆえに過湿となり、病変発生の要因となったと思われます。
何より、決定的だったのは間引きの遅れだと感じました。
1回目 子葉が開いたとき 株間2~3cm
2回目最終 本葉が2~3枚の頃 株間5~7cm
とあるのに、最終間引きの頃に間引き始めて、以降も思い切って間引けず、ズルズルと収獲を兼ねて間引いていました。
決定的だったのは、収穫直前の間引きで、絡まった葉が擦れたり折れたりして傷んだ所から病変が始まりました。
収穫適期が過ぎると、病変の広がりが加速しました。
なので、べと病対策のポイントは「適期」。
☆ 間引きの適期に、苗を惜しまずきちんと間引く!
☆ 数回で収穫できる量を、少しづつ時差播きし、収獲適期を逃さない。
どうやらホウレンソウの栽培は、べと病との戦いが前提にあるようなので、次回に反省を生かして、笑顔で収穫できたらと思います。
最後の収獲は、病変の出た葉を全て取り除くと、たった90gになりましたが、感謝を込めていただきました。
終りです