長ネギを種から育てる2014 終了 成功 読者になる
一本太葱 | 栽培地域 : 静岡県 賀茂郡松崎町 天候 | 栽培方針 : 無農薬栽培 | 読者 : 2人 |
栽培環境 : 畑 | 栽培面積 : 5㎡ | 種から | 200株 |
作業日 : 2014-03-11 | 2014-03-11~0日目 | 10.1℃ -1.3℃ 湿度:39% 積算温度:0.0 ℃ |
セルトレイの殺菌消毒
畑には昨年植え付けた長ネギがまだ残っていますが、これから今冬用の長ネギ作りを始めたいと思います。
と、その前に。
苗作りで使用しているセルトレイ。毎回きれいに洗浄して再使用しているのですが、どうも育苗状況がかんばしくありません。
昨年よりも育ちが悪かったり、病気に掛かりやすかったり。
もしかしたら、セルトレイ自体に問題が発生しているかもと思い、調べてみました。すると、ごく僅かに残っている土の中に細菌やウイルスが潜んでいる可能性が否定できず、プロ農家は薬品での殺菌をしているとの事。
さすがにそこまで考えてなかった。
しかし、無農薬栽培にこだわっている以上よく分らない薬剤を使うのは躊躇します。かと言って温熱殺菌(50度のお湯に1時間!)は難しい。一瞬使い捨て(セルトレイ自体は1枚100円足らず)も考えましたが、それももったいない。
いろいろ調べていく内に、次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)を使っている人がいることが分りました。プールの殺菌で使用するカルキです。さらに、次亜塩素酸ナトリウム(台所用漂白剤の主成分)で代用している人も。
何軒か訪ねたホームセンターに次亜塩素酸カルシウムは無く、今回は次亜塩素酸ナトリウムを使うことにしました。
まず、セルトレイをきれいに洗浄します。その際役に立つのが軍手。これを両手にはめてセル内やフチ、裏面を丁寧にこすります。・
いったん太陽光で乾かしてから、いよいよ殺菌消毒。
濃度は、食器類と同じ1リットル当たりキャップ半分。
吸水型トレイに水4リットルとキャップ2杯分の台所用漂白剤を入れ、セルトレイを浸します。30分後にひっくり返してまんべんなく浸し、よくすすいでから、さらに半日日光消毒しました。
その効果やいかに。
殺菌用薬剤
浸してます
日光消毒