年に一度の日、というと七夕の物語を思い出します。織姫と彦星は年に一度しかデートできない・・・っといってもこの話、奈良時代からずっと語られ続けてます。とすると1000回以上のデートをしてるってことですね。もう十分でしょ。たぶん手伝いすることになってるカササギ達だっておんなじこというんじゃないですかね？
で、写真のこいつら「姫ボタン」が本日やっと咲きました。朝の時点では「明日位かな？」って思っていたんです。こいつらは開花すると2～3日咲き続けるんですが咲くのは年に一回だけ。明日は用事があって一日いないし明後日以降は平日。夜にはこの花閉じちゃうのでこのチャンスを逃すとまた一年待たなきゃなんない。彦星の気持ちもちょっとわかる気がしてきます。だけど年に一回の特別な日だってちゃんと知ってたかのように花を咲かせてくれました。
現地写真で見るこいつらは大抵小石だらけの荒れ地に埋まるようにして生えています。泥にまみれてるので花でも咲いてなきゃ見つける事も出来そうにありません。とげとげのサボテンと違って踏んづけても気が付きもしませんね。だけど根は別。根っこは5～6センチくらいまでは地上部分と同じくらいの径があります。そこに乾季を乗り切る水分をため込むんです。今回は花粉を「ちょこちょこ」っとやりました。種が出来たらこいつらの横に植え込んでみたいと思っています。

朝

昼過ぎ

翌朝