美しい顔ってどういう物か知っていますか？美しいと感じる「顔」って特徴のない「顔」なんです。
今の技術だと簡単に複数の人の顔を合成できます。数百人、いや数万人の顔を合成するとどうなると思います？なんと・・・綺麗な顔になっちゃうんです。でも数万人の顔の合成って結局平均的な顔になるだけですよね。実は人間の顔の好みって単なる「平均」なんですよ。別に目が大きいとか鼻が高いとか関係ないんです。自分が今まで会った人の「平均」を一番美しいと思うんです。なので人によって「美しい顔」は違いが出ます。アジアの人はやっぱり黄色人種の「平均」を美しいと感じ、北欧の人は白人を美しいと感じるんです。でも肉体美は違うんです。「肉体美」の場合は平均じゃなくって「健康的」あるいは「強さ」なんですね。私の場合身長と体重の比率はほぼ「平均」なんです。ま、平均的に下腹出てますけどね。でも私の裸見ても「美しい・・・」なんて言ってくれる人はいそうにありません。逆ならよかったのに・・・。なので、例えば江戸時代の女性の好みは顔はうりざね顔。周りの人の平均です。でも当時の体形の好みはちょっと豊満・・・現代で言ったらぽっちゃり系って事になるんでしょうね。うりざね顔にぽっちゃり系の体・・・似合わねぇ。ま、感覚の問題なのでしょうがない。
では花の場合はどうなんでしょうか。広い人と狭い人がいますよね。花なら何でも「きれい」っていう人もいれば特性の花じゃないとだめ、っていう人もいます。人が「人」の好みを言う場合より多様性があるんです。ま、どうでも良い事ですね。人の好みなんてどうでもいい。じゃ、私の好みは？私の場合は・・やっぱりサプライズ？他の花にない特徴を持ってる事？そういうプレミアムを持った花は忘れられないし次に見た時も「！！」って感じる事が多いんです。
私の場合のベスト3、この3つかな。他にもあるんですけどねぇ。どれが・・・って言うとねぇ。

まるでガラス細工みたいな透明感！初めて「おおっ！」って思ったんです

透明感がありながらこの金属光沢。絶品！って思う花なんです

この「赤」は強烈です