番外編 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 千葉県 山武郡大網白里町 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 4人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.1㎡ | 苗から | 3株 |
作業日 : 2016-12-23 | 2011-01-01~2183日目 | 15.1℃ 8.3℃ 湿度:60% 積算温度:34584.7 ℃ |
HSJ計画、今年も始めました
ソ連が崩壊したのは1991年。ロシアが独立して・・と言うよりロシア以外が独立したからロシアに戻ってしばらくの間の話は相当すごいですね。崩壊の翌年、1992年にはロシア各地で新興財閥がいきなりできた。国営企業の民営化が新興財閥を作り出したんです。
元々ソ連時代はどうもあまり金融機関って発達してなかったみたいですね。自分も公務員だし買い物する店も国営だから支払いも現金じゃない。「為替ルーブル」って呼ばれてるもので買い物してたみたいです。だからほとんどの人が給料は為替ルーブルでもらってたし現金はほとんど持ってなかった。だけどソ連崩壊以降は国営市場に物が流れずに闇市にしか物がない状態になった。闇市じゃ現金しか使えない。そこで政府は共産党の青年組織の一部の人に為替ルーブルと現金を両替させる権利を与えた。その人たちが各地で住民みんなと両替をすれば全国に金融機関が無くても現金をばらまく事が出来る・・・って理屈だったけどこいつ等、1:1で両替なんてしなかった。最初は1.2:1くらいからスタートして1998年ごろには10:1位。30万の給料が現金に換えると3万になるっていう計算になる。で、一方では金が溜まりまくる。1992年の民営化は各国営企業に株式を発行させて1/3を国、1/3を海外のファンド、1/3を国民に配ることになった。国民には平等に「株式交換券」を配ってそれを企業に持ち込むと株式と交換できる。やり方としては間違ってなかった・・・けど70年間も社会主義やってた連中は株式の意味をほとんど知らなかったんですよ。この券を闇市に持ち込めば現金と変えてくれる・・・だいたい1/10位の値段で金持ってる奴らが買いたたいたみたいですね。それを企業に持ち込んだ。これが1992年にいきなり出来た新興財閥なんです。しかもこいつ等、ロシア国内の経済が当分どうにもならないのを知ってた。だから支配した企業の資産を売り払って海外に持ち出したんです。その結果1991年から1998年までの間にルーブルは1/4000になっちゃった・・・4000万の貯金は1万円になった。給料はもっとひどい。額が変わらなければ40万の給料の価値は100円、それを現金に両替すると10円・・・この状況を止めたのがプーチン大統領。彼は新興財閥に難癖付けてどんどん潰して一部は国営に戻しつつ海外からの支援を引き出してロシアの経済を立て直した。彼に人気があるのは当然でしょうね。
まあ、それは置いておいて・・・ロシアの国民はそこまでの窮乏生活を生き抜いてるんですよ。いくら作物できても他の生活必需品はある。靴職人は靴を作れば食料と交換できる。お金が無くても社会の分業のシステム自体は壊れなかった。一方で世界には全体のGDPの10倍近くの金融資産がある。お金は天下の回り物、社会の中を循環して初めて生きるはずなのに・・・この金融資産、いやお金、たぶん幻想にすぎない物ですよね。だってそのお金全部を物に替えようとした瞬間に物の値段が上がってしまう、いやお金の価値が壊れる・・・使えない「価値」なんて幻想って言うしかねーよな。金の価値が幻想にすぎねーなら汗水たらして稼ぐなんてやってらんねー。一発かましてみようじゃねーの。
今年も咲き始めた
コイツを見ねーと年越せねーぜ
今週は有馬だな・・・
みほみほさん 2016-12-23 22:19:12
にいさん
すっごく面白かったよー
有馬当たりますように
TK-Oneさん 2016-12-23 22:40:04
アーメン・・・