この写真、見比べてどう思います？写真１が2013年4月に苗で買った黒斜子。当然その時点で根ずいてました。おそらく接ぎ降ろしをして1年位の苗だったはず。写真２は2012年9月発芽の苗。苗で買った方は買った当時はこの実生苗位のサイズでした。で、今現在の根っこを見比べてもらいたいんです。苗で買った方は鉢から抜いた時は細根が発達してて根っこがいっぱい、って感じだったんですが軽く引っ張って千切れる根っこをちぎった後がこの写真。実生苗の方も同じ事をやってます。実生苗は接ぎ降ろしの苗よりよっぽど根っこがしっかりしてるんです。結局接ぎ降ろし苗はそれなりの時間がたっても細根は発達するけど太根はなかなか発達しない。サボ達は乾燥期の休眠してる時、細根は枯らしちゃうんですよ。太根だけ残して水分節約するためなんです。なので細根ばかりだと地上部分と地下部分のバランスが悪くなる。乾季の太陽で地上部分が焼かれても根っこがしっかりしてれば持つんですけどね。この根っこだと・・・と言いながら我が家ではどうにか生き延びてます。それでも右の苗は成長点枯れちゃって群生株になっちゃいましたけどね。直根のない苗と実生苗の差はどうにもならない。
ま、そんなことは置いておいて植え込みを始めました。過去に同じ時期に花咲いて比較的深い鉢が必要な種類の混植です。まあ、黄花が多いのはとりあえずご愛嬌。同じ黄花でも雰囲気は違うのでそれはそれで楽しめるんじゃないかな？

接ぎ降ろしの黒斜子

実生の黒斜子

混植！