四角豆の育て方(標準栽培)
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四角豆とは
原産は熱帯アジア、マメ科のツル性植物です。日本では沖縄で古くから栽培され“うりずん”と呼ばれています。高温性で冬には枯れるので日本では一年草ですが、熱帯地域では多年草です。 また切り口の断面が四角いことから、四角豆という名がつきました。
完熟した豆、花、またイモ(細いさつま芋状)も食用になります。栄養価は高く、タンパク質やカロテンが多く含まれております。
- 栽培難易度:中
・低音に弱いので、植え付けは5月半ば~
・つるが延びるので、ネットなどに誘引する。
・1株収穫量: -
・連作障害:あり、4~5年あける - 栽培の流れ
1.品種の選び方 => 2.土づくり => 3.苗作り => 4.植えつけ => 5.追肥 => 6.収穫 => 7.保存
1.品種の選び方
四角豆自体、ほとんど品種のない品目です。
本来亜熱帯で栽培されているもので、この温帯地域の日照用に品種改良されたものが流通している品種です。
おそらく市場に流通している品種は、サカタのタネ、中原種苗(九州)、フタバ種苗(沖縄)の3つです。
ここからは実際にサカタのタネのものと、フタバ種苗のものを栽培して得た感想ですが、大手種苗会社だけありサカタのタネは千葉県でも栽培できました。
ただフタバ種苗のものはやはり環境の違いなのかなかなか花つきませんでした。いわゆるはボケを起こしました。 しかし最終的にはちゃんと収穫に至りました。
他の豆野菜よりも収穫に至るのは容易なようです。
本来亜熱帯で栽培されているもので、この温帯地域の日照用に品種改良されたものが流通している品種です。
おそらく市場に流通している品種は、サカタのタネ、中原種苗(九州)、フタバ種苗(沖縄)の3つです。
ここからは実際にサカタのタネのものと、フタバ種苗のものを栽培して得た感想ですが、大手種苗会社だけありサカタのタネは千葉県でも栽培できました。
ただフタバ種苗のものはやはり環境の違いなのかなかなか花つきませんでした。いわゆるはボケを起こしました。 しかし最終的にはちゃんと収穫に至りました。
他の豆野菜よりも収穫に至るのは容易なようです。
2.土づくり
日当たり、風通しの良い場所を選びます。
植え付けの2週間前までに、苦土石灰を散布しよく耕します。一週間~一週間半後に畝を作っていきます。
【土壌改良材】
・苦土石灰 100~150/㎡
・堆肥 2kg/㎡
・化成肥料 50g/㎡
畝幅を60cmとして、堆肥、化成肥料をまき、高さ10cmの畝を立てます。
種まきの際の株間は30cmごとなので、<植えたい株数×30cm>分の長さの畝を作っておけば問題ないでしょう。
植え付けの2週間前までに、苦土石灰を散布しよく耕します。一週間~一週間半後に畝を作っていきます。
【土壌改良材】
・苦土石灰 100~150/㎡
・堆肥 2kg/㎡
・化成肥料 50g/㎡
畝幅を60cmとして、堆肥、化成肥料をまき、高さ10cmの畝を立てます。
種まきの際の株間は30cmごとなので、<植えたい株数×30cm>分の長さの畝を作っておけば問題ないでしょう。
3.苗作り
4月中旬~5月中旬頃に種まきをします。
連結ポリポットに培養土をいれて、1つにつき3粒ずつ撒きます。指で押して種を埋め、ポットのそこから水が滴るくらい水をやります。
4.植えつけ
5月中旬から6月中旬頃に植え付けを行います。播種から35日程度です。
まず株間を50cmとして苗を植えるための穴を掘り、水を注ぎます。
水が引いたら苗を植え、株元を軽く手で押さえつけます。植え付けが完了したら、水をたっぷりやります。
植え付け後、つるが延びるので支柱を縦横に立てます。 ネットを張るほうほうでツルを安定してから増すことも出来ますが、支柱が2本をアーチ状にすれば成長します。 ネットを使っている場合、成長段階でつるがネットに絡まりきれなくなったら、紐で誘引します。
まず株間を50cmとして苗を植えるための穴を掘り、水を注ぎます。
水が引いたら苗を植え、株元を軽く手で押さえつけます。植え付けが完了したら、水をたっぷりやります。
植え付け後、つるが延びるので支柱を縦横に立てます。 ネットを張るほうほうでツルを安定してから増すことも出来ますが、支柱が2本をアーチ状にすれば成長します。 ネットを使っている場合、成長段階でつるがネットに絡まりきれなくなったら、紐で誘引します。
5.追肥
植え付け後、50日前後くらいで花が咲きます。実が出始めたら、化成肥料およそ30g/㎡を追肥し、鍬などで株元へ土寄せします。
※株間に追肥の写真は四角豆ではありません。株間の確認です。
※株間に追肥の写真は四角豆ではありません。株間の確認です。
6.収穫
さやの長さが、10~12cmになったら、収穫時期です(8月~10月頃)。
ヘタの部分をハサミで切り取ります。株が茂ってくると、実がどんどん生り、収穫遅れで実が硬くなってしまうので注意しましょう。
ヘタの部分をハサミで切り取ります。株が茂ってくると、実がどんどん生り、収穫遅れで実が硬くなってしまうので注意しましょう。
7.保存
ビニール袋に入れて冷暗所に置き、早めに使い切りましょう。冷蔵庫での保存には向きません。
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