サボタニ実験室 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 大阪府 大阪市鶴見区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 4人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.1㎡ | 種から | 1株 |
作業日 : 2014-09-01 | 2009-10-01~1796日目 | 天気:- 気温:-℃ 湿度:-% |
植え替え
うわー!発芽が始まってるー!
ってことで私の場合この位で一回目の植え替えをします。種蒔いたままだと苗同士がくっついてたり苗のない場所があったり・・・場所の効率が悪いんですよね。それにサボの種は一斉に発芽しないやつが多いんです。過酷な環境ではちょっとの水分ですぐに発芽しちゃうとその後の状況次第で全部枯れちゃう。なので一遍には発芽せずに必ず一部は「今回はお休み・・・」って種が出てくる。なのでこの位で水分を十分に吸った苗は植え替えて種蒔いてるほうのパットはもう一度水やりをして様子見するんです。もう一、二回水やりをして発芽させてから、発芽の少ないパットは冷凍庫に入れて数か月後にもう一度常温に戻して水やり。種類によっては最初まったく発芽しないで最後ので一斉発芽、なんていう奴らもいるんです。今回も2月に十数個蒔いて一つしか発芽しなかったのが4つ発芽した種類がありました。
植え替えはふたを外して種まき用の用土が軽く乾燥するくらいの状態にすると苗をちょっとピンセットでつまむだけで簡単に抜けるようになります。バーミキュライト中心の用土ならほとんど根を傷つけることなく植え替えできます。で、植え替え先は写真2のとおり。大人の苗用の基本用土(私の場合は赤玉2、パーライト3、燻炭1、バーミキュライト1、ゼオライト2、軽石1)を6×6センチの小型の鉢に9割くらい入れて数ミリだけ種まき用の用土を載せます。基本用土は大人の苗の場合は苗の性質に合わせて酸性にしたければ鹿沼土を入れたり根が発達する種類はつぶれて根が太くなる場所を作るバーミキュライトを多めにしたり・・・ってことをしますがこのサイズの苗は基本用土のみ。写真2の右が基本用土を入れた所で左が種まき用の用土を載せた所ですね。この状態で水に浸して(上から水やりすると用土に穴あいちゃいます。バケツなどに水を入れておいて鉢の底から水を吸わせればOK)ピンセットで植え替える苗の根に合わせて穴をあけて植え替えをします。植え替えてからもう一度水に浸して根と用土に隙間ができるのを防ぎます。この状態でしばらく窓辺などの「明るい日陰」に置いて時機を見て直射日光に慣れさせていきます。
今回は30種類くらいの種をまきました。すでに一部を6センチ鉢に植え替えていますが実生用の籠は2月発芽の苗でいっぱい。なので2月発芽の苗はある程度大きくなっている苗を選んでペットボトル鉢に植え替えました。こいつらはもう大人と同じ管理で行けそうです。なのでバルコニーのフレーム内を整理して隙間を埋めればこの位は押し込めるはず・・・おかしいな・・・こいつら押し込むだけの隙間なんてないですね。うーん、フレームを伸ばさないとならないか・・・。この調子で種まきしてたらこのバルコニーがいっぱいになるのにどのくらいの猶予があるんでしょうか?
発芽
植え替え用鉢
植え替え後