サボタニ実験室 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 大阪府 大阪市鶴見区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 4人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.1㎡ | 種から | 1株 |
作業日 : 2014-09-14 | 2009-10-01~1809日目 | 29.7℃ 19.1℃ 湿度:60% 積算温度:30007.3 ℃ |
水耕栽培2
接ぎ卸しの苗やカキコって案外弱いんです。なんでかな?ってたぶん根に問題があると考えています。
どこが問題か?実生苗を植え替えると直根が結構深くまで育っていることが多いんですがカキコは浅い所に根が広がっていたりします。根が浅いんですね。サボの栽培では夏場が最大の難関なんですが根の浅い苗は夏に弱いんです。夏場の乾燥や直射日光ですぐにだめになっちゃう。なのでカキコや接ぎおろしでも深く張った強い根を作る事って重要なんです。
この実験もそのため。四角ランポー錦の種を蒔いて普通のランポーになっちゃった奴ですが実験台になってもらいました。根際でぶった切って発根してから水耕栽培をしていたんです。水耕栽培なら根がすぐに長くなりますからね。で、ある程度伸びた所でペットボトルの底に穴をあけて用土も入れて普通栽培にしたんです。今日は根の様子を見るために抜いてみました。水耕栽培で育った根は弱そうに見えますがちゃんと先から細根を出しています。もうしばらくそのまま育ててから普通に用土に植えて根の状態がどうなるか観察していきたいと思っています。深い丈夫な根に育つようなら同じやり方で夏に強い苗を育てられるかもしれません。
ちなみに用土を入れた状態の右の苗はエリオシケ豹頭。違ったやり方で同じような事をやっている苗です。
水耕栽培
用土入れ後
抜いた所