サボタニ実験室 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 大阪府 大阪市鶴見区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 4人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.1㎡ | 種から | 1株 |
作業日 : 2016-01-03 | 2009-10-01~2285日目 | 16.3℃ 6.8℃ 湿度:71% 積算温度:37871.4 ℃ |
天狼の栽培は方向転換します
折角たくさん発芽した天狼、悲惨な状態になってしまっています。こんな事って初めて。毎年発芽はそれなりにするしその年はそんなに枯らしてません。でもいつも2年目くらいから枯れる苗が増えて3年目4年目でほとんどなくなっちゃう。それが今年はこの状態。何が違ったのか・・いや、何を変えたのか。
実は今回の発芽後の用土、前に使った用土を使いまわししたんです。たぶん3年前くらに実生して去年の夏まで天狼が植わってました。その用土を使ったら実生苗が一旦は成長し始めたのにみんな枯れちゃった。原因は用土の何かのようです。何ですかね?菌類?それとも植わってた植物の老廃物?まあ何でもいい。用土が古くなるとこいつ等にとって良くないって事が分かったって事でしょう。
コイツ等の栽培は「難物」なんて呼ばれているだけあってなかなか難しいんです。じゃ、実際に何が難しいのか・・実はそれがよくわからなかったんです。発芽はするし成長期に水やればちゃんと膨らんで新棘出すしちゃんと成長する。でもある程度たつと徐々に少なくなっていっちゃう。古くなった用土が問題って事なら分かりやすいですね。
この手の植物は植替えをあまりしない栽培をしていました。植え替えをすると根っこに傷がついてそこから腐っちゃう可能性があるからです。なので今までは最初の植え替えからそのまんま。で、数年後に全滅。毎年植え替えした方が良いのかもしれません。こいつ等の故郷は標高が高くて雨降らなくて温度差が大きい場所なんです。こういった場所は平地と比べると雑菌なんかは少ないんでしょうね。たぶん菌類もそれほど繁殖しないんじゃないかな。
っと言う事で、できるだけ植替えをしやすくてその際に根を傷つけにくい用土で毎年植替え、っていう栽培を試してみようかと思います。温度の高い時期は出来るだけ休眠させるってのも一つの方法になるかも。丁度チェコに種を発注しています。どうなりますかね?
去年秋の実生苗
悲惨な状態・・
発芽したての頃は元気だったのに