サボタニ実験室 栽培中 読者になる
サボテン-品種不明 | 栽培地域 : 大阪府 大阪市鶴見区 天候 | 栽培方針 : 標準栽培 | 読者 : 4人 |
栽培環境 : プランター | 栽培面積 : 0.1㎡ | 種から | 1株 |
作業日 : 2016-12-14 | 2009-10-01~2631日目 | 天気:- 気温:-℃ 湿度:-% |
限界?
AIってどうなんでしょう。現在、人工知能と呼ばれているものがあります。それは実際に「知能」と呼べる段階に来ているのでしょうか。
現在の人工知能は以前からあるコンピューターのソフトに「学習機能」を付け加えた物、と思えば良いようです。何かがあると自動でネットやデータベースを検索して「学習」をしてその結果をシミュレーションに生かしながらより高いレベルを目指す機能が付いたって事です。すごい!と思いますか?それだけなら人間だってやってます。すごい!と思えるのはそれをやっているのがコンピューターだから。人間がやると何年もかかる様な事をあっという間にシミュレーションに生かすようになる。・・・確かに人間にはまねのできない事でしょう。でもここまでであればまだ人間の力が無ければ一定以上の成果は出せないでしょうね。なぜか。幾ら学習をしてもそれは「過去に誰かが思いついたアイディア」を使っているからです。それらの組み合わせだけでは限界って状態になればその先は現在の人工知能では発展が無くなってしまいます。
人間の頭の中には何人の「自分」がいると思います?友達と話している時、自分1が友達の側に立って話を作るんです。今話している先をシミュレーションしてるんですよ。そして私2が自分の話す内容を考える。そうしないと話と言うのはかみ合わないんですよ。友達の話している先を常に考えながら、それに対して自分がどう返すのか、そうするとその友達がどう反応するのか・・・そこまで脳の中でシミュレーションしながらじゃないと会話は成り立たない。だから複数の「自分」が同時に違う事をシミュレーションするんです。友人が一人ならまだいいんです。複数だったら?5人いたらそれぞれの性格や過去の発言、行動に合わせたシミュレーションを行いながら自分はどうするのかを考えなきゃなんない。そうやって自分1から自分Xまでの複数の自分が同時に違う事を考えて始めて複数の会話が成り立つ。そしてその複数の自分を眺めながら実際に自分が何をするか、何を話すかを決める「意識」がいる。その仕組みが人間の脳の特徴なんです。そして自分2と自分5が全く違う事を考えている時に「意識」がその組み合わせが面白いという事に気付く、それが思いつきであり発想であり発見なんですよ。そういった仕組みが現在のAIにはまったくない。その仕組みが無けりゃすぐに限界に突き当たるでしょうね。
ふふっ、限界か・・・そういや俺が最近やった実験、ことごとく失敗してるんだよなぁ。土壁は箱が崩壊したし、維管束ぶった切りは脇芽枯れちゃったし炭の上で発芽した菊水は水やりしたらどっかいっちゃった。限界?オレも?・・・いやいや、パチンコだって何万突っ込んでても店出るまでは分からないんだよ。あきらめた時点が「限界」ってだけだよな。オレはまだあきらめたわけじゃねぇ。・・え?じゃ何するのかって?・・・何しよう・・・
維管束ぶった切った花籠、枯れちゃった・・
炭の上で発芽した菊水、どっか行っちゃった・・