写真のサボはエキノセレウス　engelmannii。和名を武勇丸と言います。この棘、カッコいいでしょ。エキノセレウスの中では断トツに棘がすごい種類なんです。
コイツを知ったのは実は名前より先、一斉開花した群生株の写真でした。それも他のサボを撮った写真の背景の中で群生株が一斉開花してる。そんな写真を何回も見ていたんです。で、こいつは何者？と思って調べてみたら武勇丸だった、そんな感じですね。背景に映り込んだ写真があれだけ開花しているんだから自生地ではたぶん花つきの良い種類なんでしょうね。だ・け・ど！・・・栽培下のこいつらはまるで違うんです。育てやすい奴らなんで群生株にすることも比較的簡単。それを元気な状態に保つことだって難しくない。それなのに花、咲かないらしいんですよね。たまに咲いても一輪がぽつんと咲く定度。うぁー、咲かせてやろうじゃねーの！一輪がぽつんと・・・なんてのじゃなくて群生株に一斉開花。見てみたいなー。こいつの花は濃いめの紫に強めの光沢でメタリックに輝く・・・それが群生株で一斉開花したらホントに華やかでしょうね。しかも栽培下では世界で我が家だけに一斉開花・・・一斉開花の条件は必ずあるはずです。それさえつかめれば・・・夢じゃない・・・いや、やっぱり夢かもしれないな。とりあえず一輪だけでも・・・。

武勇丸

右手前が8月発芽の武勇丸