さて、準備が整ったらまずサイフォンの原理がうまくいくか試します。
まず、ペットボトルのなで肩部分に千枚通しで穴を開けてからシャーペンの先の部分をグリグリして穴を広げます。目安としては、ホースの径よりもやや小さめに開けます。穴が大きいと空気がもれるし、力が強いとペットボトルにヒビが入るので、注意してください。
うまくホース(長さ60cmくらいに切ったもの)が入ったら、空気がもれないように穴の周りをセロテープでくるりと囲うようにはります。
今度は発砲スチロールにも穴を開けます。フタを取り、上から1cmくらいのところへ、千枚通しで穴をあけます。ここでは地味に千枚通しのみで穴を開けてください。
ホースをつないだら、ロウトを使ってペットボトルへ水を半分くらい入れます。同じく発砲スチロールへも2cmくらい水を入れます。
ペットボトルのフタをして、写真のように横を持ち、数回シュポシュポ水が発砲スチロールへいくよう、押してください。
すると不思議なことに、ペットボトルの水が発砲スチロールへ移動します。これがサイフォンの原理らしいです。
しばらくすると、ペットボトルと発砲スチロールの水位が一緒になります。これを使って、予備タンク(ペットボトル)から発砲スチロールへと液肥が移動する自動給水になるわけです。
続きは「発砲スチロール 製作編」にて…
ホースでつないだら