1月11日にちょっと早いかなと思いながらも播種をしたブロッコリー。100円ショップのステンレストレーが多少保温効果を期待したのですが、発芽までの日数(緑嶺は4~6日)は、ちょっと時間がかかりました。
ただ、ここまで屋外に置いたので、それほど加温もできていなかった中での、発芽の確認だったので、ホッとしています。
今回は、セルトレイへ育苗培土を入れ、十分潅水をしてから、播種を行っています。播種後も指で軽く土を寄せて覆土するくらいで、その後、乾燥防止のために不織布をかけてから、土をならす程度の軽いの潅水もしています。
播種直後は、かん水は原則としてしなくても良いようですが、少し乾燥気味かなと感じたので、先週末にも、軽く潅水もしていたところです。
ただ播種から発芽に、10日かかりました。やはり乾燥気味だったのでしょうか?
再度、噴霧器で、軽めの潅水をして、発芽が出そろうまでは、夜間は、再度地温を再度上げるべく、室内に取り込み、ファンヒーターの前に置いてみようと思います。
なお、今回は、実験的に用土を3種類にわけています。
今のところ、ピートモスだけの分が少しいい感じのようにも思えますが、それほど大差もないないかなという状態です。
バーミキュライトだけの分は、どうしても潅水を行うと、膨らむので覆土が厚くなってしまっている感じがします。
今回、発芽も確認できたので、ここからは乾燥しないように潅水は朝と夕方に行ったほうが良いとされています。
そこで、潅水量は、晴天日には、まずは100mlほど行っていこうと思います。夏場だともっと多くするのですが、潅水が多いと苗の徒長を招きますし、今回は底面吸水ですから、朝に潅水して、夜には底面が乾いているくらいで良いのではないかと考えています。
また、発芽が揃えば、2月くらいからは、液肥かん水に切り替える予定です。
濃度は10%の窒素成分を含む液肥なら2000~4000倍で、これには、秋作の時と同じく、硫安を使う予定です。
液肥かん水については、秋作の時と同じく、葉色を見て濃度を加減していきますが、本葉が2、3枚ほどの段階になったら、定植する予定の田土を半分混ぜ、7.5cmのポリポットへ移植も行う予定です。
この段階までを、播種から20日から25日くらいかと想定していたのですが、発芽が5日ほど遅れたので、30日から35日くらいになるのじゃないかと感じています。ポット上げは、2月の13、14日ころになるじゃないかと想定しています。
ちなみに、緑嶺については、定植は3月から4月中旬の桜が散るころまでにできれば良いようです。そこで、春作のブロッコリーについては、今週末には、また緑嶺の播種を行う予定で、春作については、緑嶺は150株ほど予定していますが、プランター栽培は4株ほどにして、あとは畑のほうに全て持って行こうと思っていますので、畝の準備は、来月からでも大丈夫かなと思っています。
ただ、今回、発芽も少し遅れたので、今度は、播種前に、地温を20℃以上にしっかり上げてから行わないと、夏場と違って、予定が少しずれるなとまた勉強しました。
冬場の育苗スケジュールというのは、なかなか予定通りにはいかないものですね。