72穴のセルトレイで栽培中のミニチンゲンサイのその後です。
愛知の豊川で数多くの野菜を手掛ける専業農家さんのブログで、この品種を、11月12日にセルトレイに無加温の状態で播種をし育苗し、発芽も9割位そろえていたのを拝見し、この方法で小松菜やホウレンソウのように周年栽培をしていけば、毎週必要な分くらいの収穫も楽しめて面白いかなと感じ、まずは72穴と128穴のセルトレイとで、どのようになるのか試しているところです。
今年は128穴のセルトレイにも播種し、こちらは順調に発芽はしたのですが、途中で、3割ほどを強烈な霜に当て続けてしまいダメにしてしまいました。
チンゲンサイの発芽適温は15~35℃。生育適温も5~35℃。
低温環境にも結構強く、適温の幅は広いところですが、やはり一番育つ気温は15℃~20℃のようです。
早生種なだけに、神戸では、12月から1月、2月はビニール袋を掛けるなど、少し保温の工夫もしていかないと、やはり厳しいと感じたところです。
さて、神戸では、まだ寒の戻りもあったりもしますが、2月も後半になり、日中の最高気温は、10℃を超える日が増えてきています。
そろそろ、最初少し室内加温で地温をあげ発芽だけをさせておけば、もう強烈な霜が当たり続けるという心配もないでしょう。
神戸では、もうすぐ、春を告げる魚、イカナゴシンコ漁の網おろし(解禁)日もやって来ます。
本当は、そのタイミングくらいで、春の播種を始めると良いのでしょうが、庭のウメも今年はどんどん咲き始めているので、今週末には、ミニチンゲンサイなど播種は再開をしていこうと思います。