H28 とうもろこし・栽培期間中農薬不使用 終了 成功 読者になる
トウモロコシ-品種不明 | 栽培地域 : 群馬県 吾妻郡長野原町 天候 | 栽培方針 : 無農薬栽培 | 読者 : 2人 |
栽培環境 : 畑 | 栽培面積 : 999㎡ | 種から | 999株 |
作業日 : 2016-08-12 | 2016-01-01~224日目 | 31.8℃ 24.3℃ 湿度:64% 積算温度:3311.4 ℃ |
悲しいかな・・・クレームが来ました
我が家では最初のトウモロコシは味が一押しの「恵味」と言う品種なのですが、実はこの品種とても美味しいくて友人・親戚などにお中元に贈るととてもも喜ばれます☆
が、我が家では早朝にレタス系収穫出荷をする為、トウモロコシの収穫が朝ごはん後になってしまいます。
それが原因かは定かでないのですが、皮の柔らかい「恵味」は他の品種と比べて実がしなびやすく取り扱いが難しいように感じます。
なぜなら、他の品種に収穫・出荷が移ると、そういったクレームが減る傾向にあるからです。
んん~、美味しいからお中元には絶対これなのですが、運送上食べる消費者に翌日に届かないことを思えば、皮のしっかりした品種に全面切り替えがいいのかもしれません。
収穫~お届けまでの流れです↓
収穫・出荷 1日目
予冷庫 1日目
翌朝運送屋さんが持っていく 2日目
翌日契約先に届き 3日目
顧客用に出荷作業で皮をむく 3日目? ←ここでクレーム。
食べる消費者に届く 4日目
お中元に贈る分も同じ要領での収穫なのですが、クール宅配便で直接翌日届くためか?1ケースに40本も詰めない為か?物の劣化はないとの事。
品温を収穫してから消費者に届くまでにいかに冷やし続けられるかが決め手なようです!
早朝に手が足りないのが悔しいです、、、。
来年、恵味はうんと減らします、美味しくてもいいものの状態で届かなければ意味がないですものね。
まだまだ勉強が足りません。トウモロコシ農家さんに収穫出荷の勉強に行きたいな。
左・適期収穫。右・過熟手前かな?確認。
むきむきしてみると適期な様子。
Miyukiさん 2016-08-12 22:08:33
へぇ〜、こんな風にして収穫からスーパーに並ぶんだ!
Keropyさん 2016-08-12 22:25:19
素人が言うのもなんですが、とうもろこしがお客さんのところに届くのに4日もかかるのは流通販売経路を考え直したほうがいいかも?お客さんに直送できないのですか?
ご存じのようにとうもろこしは糖度・鮮度が落ちやすい野菜ですから、そんなに日数をかけてしまってはスーパーで買っても違いが出ないですよね。
辛口のコメントでごめんなさい。
sekineのうえんさん 2016-08-13 22:08:13
Miyukiさん
我が家が出荷取引をしている相手先は数件あるので、全てがこうではないのですが、、、。いかんせん、日にちが経過してしまうのは否めないですね。
sekineのうえんさん 2016-08-13 22:09:48
Keropyさん
いえいえ、辛口ではないですよ、その通りです。
日にち経過から見たら市場だしして仲買人を通してスーパーに届いたその日に店頭に並んだものを買ったものとさほど変わりがないのかもしれません。
sekineのうえんさん 2016-08-13 22:10:22
地元のスーパーに出荷しているレタスはその日のうちに店頭に並ぶこともあるようなので、トウモロコシもそういったとこに出したいのはやまやまです、、、が、経営とはそう簡単ではなく無農薬栽培のトウモロコシは虫の被害が多く畑で商品にならずに捨てるものも少なくないのです。
そうすると農薬使用して出荷できるものが多い畑のトウモロコシとロス数が違ってきます。ロス数の差は一個当たりの販売単価に反映されなくては経営は成り立ちません。
慣行栽培と同じ金額では絶対売れないわけではないと思うのですが、、、栽培しているすべてを慣行栽培と同額で売ってしまうと利益をちゃんと出し続けられるかは難しそうです。
慣行栽培と同じマーケットで売り先を確保するには到底栽培面積でかないません。除草は数時間をかけての作業です、毎年人手を確保し続けることなども難しくコストを下げて栽培面積を増やすのは無理があります。
消費者に宅配直送は1ケース当たりの運賃が高すぎて現状難しいですね。
いやはや。。。やりたい栽培方法と生活維持とは、なかなかまだまだです。
今後も先輩農家さんの話や消費者の動向を見て、我が家の経営の在り方を考えていきたいと思います。
Keropyさんのコメントのおかげで、考える機会をいただけた事に感謝です。
栽培技術も経営もまだまだですが、今後も多方面から勉強していきたいと思うのでよろしくお願いします。
Keropyさん 2016-08-14 22:25:17
ちょっと書き方が悪かったようですが 「スーパーと変わらない」というのは 鮮度面のことです。
自分の勤務先(単身出稼ぎ)の千葉県のスーパーでは、地域農家の販売コーナーが広い面積であって、そこには朝どりのとうもろこしやさまざまな野菜が収穫してすぐに並びます。有機(無農薬)栽培のものは少ないのですが、鮮度的にはとても新鮮です。
しかし、通常栽培なので、使用されている農薬って気になります。
肥料に関しては 化成も有機も吸収されるときは同じという意見もありますので一応保留で。。
特定の品種や無農薬で安全な作物はやはり買っても食べても安心ですよね。
自家栽培されている方はそのあたりの理由も多いと思います。
流通コスト、うん、自分も収穫したじゃがいもを送ったりするとき、中身より高いなって思います。
そのため直送が難しいのもわかります。
どのような方法で出荷されているかはわかりませんが、水分が抜けない梱包とか、予冷時間を短縮できる方法などないのでしょうかね・・・
やられていることは、とても共感持てます。応援していますのでこれからもがんばってください!
sekineのうえんさん 2016-08-15 21:13:37
Keropyさん
とても温かいコメントを有難うございます!
今日旦那からの朗報で、「レタスを出荷している地元のスーパーにモロコシも出荷できるかもしれない」と言う話を聞きました♪
出荷が決まれば数軒の農家での出荷になるので、数は多くは出せないと思いますが一本でも多く、より美味しい鮮度のトウモロコシを食べてもらえたら嬉しいです☆
それとは別に、梱包資材や梱包方法などもさらに勉強していきたいと思います。
丁寧にありがとうございます!
今度、ゆっくりとKeropyさん の栽培日誌をのぞかせていただきます♪