シシトウはピーマンやトウガラシと同様に、
高温性なので育苗には保温や加温が必要です。
シシトウは幼苗の育ちが遅く
育苗にかかる日数も70~80日と長いため、
入念な温度管理が必要です。
育苗は大変難しいため、
少ない本数で良ければ出来上がった苗を買って、
暖かい場所で再育苗し、
大苗にしてから畑に植えることをおすすめします。
元肥は、質の良い堆肥を十分に与えます。
植える時は深く植えすぎないように注意してください。
茎が細く枝折れしやすいので伸びてきたら早めに支柱を立てます。
実の成り疲れを防ぐために、追肥はこまめに行ないます。
20日に1回ぐらいのペースで追肥し、
肥切れしないように注意しましょう。
一番に成った実や、
一度にたくさん成った時は若採りすると草勢を維持できます。
実が大きくなりすぎてから収穫すると、
成り疲れしますので適期の収穫を心がけましょう。
花が咲いてから10~15日たって、
実が6~7cmになったころが目安です。
上手く育てれば、1株から30個以上収穫できます。
夏の暑さに耐えて晩秋まで収穫することができます。
夏には敷きわら、灌水など、防乾対策を入念にし、
長い間収穫を楽しみましょう。