スギナ発酵液の様子(´・ω・`)
少し気泡が出てきました(*^^*)
スギナが沢山生えてるところを見つけたので、天恵緑汁を作ろうと計画中です(*^▽^*)
天恵緑汁のつくり方
1,材料
天恵緑汁は身近にある植物を利用して簡単につくることのできる自然の精気が旺盛な酵素液です。
乳酸菌や酵母菌が豊富なので作物だけでなく土壌微生物にも良い。
材料として必要なのは生命力の旺盛な植物の成長点です。
原材料となる植物の生長ホルモンが集中している芽(ヨモギ・スギナ・セリ・クレソン等々)出たばかりの実(摘果した実)、完熟した実、蜜と香りに満ちた花などを採取します。
大切なのは夜明け前に採取することです。
陽が昇ると植物の炭酸同化作用が始まり精気が弱まってしまいますので、なるべく早朝に採取するのがポイントです。
2,仕込み
採取してきた植物は水洗いせず、すぐに同量の黒砂糖と混ぜて漬け込みます。
水で洗うと葉っぱの表面の微生物などが洗い流されてしまうからです。
漬け込むのは素焼きのカメか杉桶が最適です。
プラスティックや金属の容器ではうまくいきません。
また、黒砂糖と混ぜ合わせる作業は、タライを利用するといいでしょう。
混ぜ合わす際、植物の成長点だけ取ってきた場合はそのままで良いのですが、大きめの葉や茎などが混じっている場合には、それらを包丁できざんでから混ぜ合わせます。
混ぜ合わせたものをカメいっぱいに入れ、重石をのせておきます。
翌日にはカメの約三分の二の量になります。
重石は空気を抜く目的で使用するので、翌日には取ります。
天恵緑汁は重石で液を取るのではなく、黒砂糖の濃度による浸透圧によって液を抽出するものです。
それとともに、植物に含まれる様々な成分が抽出されます。
また、付着した微生物と材料の酵素によって発酵が起きます。黒砂糖はミネラルを多く含むので、微生物の発酵力を強化します。
季節によって多少差がありますが、外部温度が20~25度前後なら5~7日で熟成します。
最初は味を見ても甘いだけです。そのうちよい香りがしてきて次にはアルコールの香りになります。
できあがりの目安は、葉の緑色が黄緑に変わること。
葉の色が変わるのは葉緑素が抜けた印です。
葉緑素は発酵して出てきた微アルコールによって溶けます。
味はやや酸っぱいぐらい。これが時期を過ぎてしまうと酢になってしまうので、酸っぱくなってしまいます。そうなる前に材料を引き上げるようにします。
取り出すときには、ザルなどで濾して液を取り出します。けっして絞ったりしてはいけません。ポンプで液だけ吸い上げてもいいです。
3,保存
でき上がった天恵緑汁は紫外線を通さない容器に入れ、ふたは紙か稲ワラでします。 ビンに入れてスチールのふたなどをしっかり閉めてしまうと、発酵で破裂してしまうことがよくあるので注意してください。冷暗所か地面に埋めれば長期保存することができます。量が少なければ冷蔵庫でも構いません。この場合もふたは紙か稲ワラでします。
しかし、農作物に活用するときは、精力が最も強い完成後2~3日以内に使用したほうが良いです。
長期貯蔵は、黒砂糖をさらに加え、酸化とアルコール化しないように濃度を濃くしておきます。こうすれば発酵を止めることができます。
この場合は希釈倍数に気をつけてください。500倍で使用の場合は1000倍に希釈します。熟成した天恵緑汁を使用するときには、新しくつくったものと混ぜて使うとさらに効果的です。
米糠とスギナの発酵液
パンナさん 2016-04-27 07:58:06
たくさんの過程を経てこの色になるんですね。まるで職人のよう、植物にもすごく効きそう(*´∀`)
おつかれ様( ^-^)_旦~さん 2016-04-27 08:10:58
>乳酸菌や酵母菌が豊富なので作物だけでなく土壌微生物にも良い。
乳酸菌や酵母がなぜ土壌微生物によいのか教えて下さい(^∧^)、オ、ネ、ガ、イ。