水耕栽培で種を発芽させるには、主に次の2つの方法があります。
1.土で発芽させる。
この方法は、
1)紙コップ(100円ショップでOK)
2)種まき用の土(100円ショップでOK)
を購入し、種を播いて発芽させます。
この方法の弱点は、水耕栽培層に定植させるため、
ウレタン培地(単なるウレタン製のスポンジで、100円ショップで売っているものを四角や丸に切り取って、切れ込みを入れた物)に挟める高さになるまでは、紙コップで育てなければならないこと。
次に、水耕栽培の時に水で根っこの土を丁寧に洗い流して定植させるという、かなり神経に悪い作業が必要です。
また、土で育った芽は、水耕栽培に適した根っこに生え変わるまで、成長が実質的にストップするようです。
2.ウレタン培地(単なるウレタンスポンジを適度に四角や丸型に切って、切れ込みをいれたもの)に水をたっぷり吸わせ、播く種が嫌光性か好光性かに合わせて、軽く上に乗せるか又はウレタン培地の切れ込みに適度な深さで挟み込み、水耕栽培層に直接セットした後、紙コップ等を被せて光を制限し、又は被せないで光に当てる方法です。
この方法は、最も水耕栽培層に定着させるのに適していて、理想的ですが、種によっては、ウレタン培地では発芽しにくいものがあるように経験上(要研究項目)思います。
発芽し易いのは、サンチュレタス、ハツカ大根です。
発芽しにくいのは、バジルでした。
次回は、ウレタン培地の作り方を説明したいと思います。