勧めもあり、Pediocactus, Sclerocactusなど北米難物種と呼ばれるサボテンを育ててみたい。北海道の露天で。
しかしながら、CITES1にも分類されるこれらを経験もなしに育てるのは気がひけるというもの。というわけで、
⑴降雪する
⑵冬は零下二十度を下回る
という環境条件で生育する、比較的手に入れやすい種類で経験をつんでいきたいと思う。もちろん、花が咲いたり棘が美しかったりカッコよかったりするものが良い。
<候補>
Echinocereus albispinus “アルビスピナス”
Echinocereus reichenbachii “レイチェンバッキー”
Gymnocalycium baldianum “緋花玉”
Gymnocalycium bruchii “羅星丸”
驚いたことに、調べてみればペディオやスクレロ以外にも零下20℃に耐えるものが多いと知った。
エキノケレウスや一部花サボテン、ギムノの一部(具体的には上に挙げている緋花玉や羅星丸、鬼雲丸)などは零下20℃にも耐えるという。そのほか多くの種類がいるらしい。確かに高地に生育しているのだから降雪や氷点下ぶっちぎりは普通なんだろうな。
このうちのどれかで来年の冬越えをしてみたいと思う。まだ今年の雪が降り始めたばかりだというのに気の長い話だけどさ。今後どうなるかもわからんのに。
一つ疑問だけど、すでにある程度(5~7cm)の大きさになった実生苗を春から育てて根を充実させ、その年の冬を外で迎えるということはできるのだろうか。危惧しているのは「その苗が今まで経験してきたことのない冬」を突然迎えて準備できずに枯れるという事。それこそ種から冬を経験させるべきなのだろうか。結局は根っこを十分に発達させていれば良いとは言われているようだが。
という感じで、これからはサボテンの氷点下露天栽培へ向けて情報を集めてはメモを書き溜めていきたい。
次回は具体的な用土構成の構想と生育サイクル計画かな。
TK-Oneさん 2016-11-14 07:17:15
氷点下20度の環境に耐えるサボ達はその年に発芽した小苗もその環境に耐えてるので普通に大丈夫です。ただ、秋にはあまり水やらない方が良いようですね。体液濃くして凍らないようにするみたいなので。また、そういう場所に生える種類は小苗の内は水切るとすぐに用土に潜り込む種類も多いようです。ギムノなんかは大抵春と秋しか用土の上に顔出さない状態になりますね。ちなみに羅星丸の種なら今年採れたのがありますよ。
yumoziさん 2016-11-14 22:27:51
ある程度の準備期間を与えてやって、冬支度整えてやればいけるのですね。安心して実習に乗り出せます。
羅星丸の種ですが、ありがとうございます。ぜひお譲り願えませんか。細かい話をメッセージでさせて下さい。