★初めての塔立ち菜栽培
C地区に種まき。
いつもの土に牛糞堆肥+化成+苦土といつも通り。
株間40センチの1条植え。
●「極早生花菜 「早陽一号」の特徴や育て方のポイントをご紹介」
●特長
夏まき、秋~冬どり用に適する花菜で、家庭菜園でもつくりやすい品種です。生育旺盛で早どりができ、株のそろいがよく、長期間安定して、たくさん収穫できます。
●栽培環境・土づくり
地力の低下は病気や障害の発生につながり、品質低下の原因になります。完熟堆肥やバイオエース等の有機物を積極的に施して、土づくりを心がけます。1㎡当たり苦土石灰100g、完熟堆肥2kgと有機配合肥料80gを目安として施します。湿害に弱いので、水田では20cm以上の高うねにします(根こぶ病の軽減にもなります)。
●タネまき・植えつけ
60㎝のうね幅で、条間20~25cmの2条まきにします。順次間引きして、本葉5枚ごろまでに株間15~20cmとします。点まきでもよいです。長期収穫をねらう場合は、株間を35cmほどに広くして大株にします。
●管理のポイント
よい花茎をたくさん出させるには、良質の堆肥と有機質肥料を十分に施すことが必要です。収穫後の追肥で1株あたり1握り程度の化成肥料を施用します。
●病害虫・生理障害
根張りがよいため寒害、風害にも強い品種です。害虫はアブラムシ、コナガ、アオムシなどですが、ナバナへの登録農薬はきわめて少ないです。無農薬栽培には害虫よけにネット、またはべたがけ資材を全面に覆います。病気は立枯病、白さび病、菌核病などで、早期発見と早期防除が肝要です。
●収穫・保存・利用
8月中旬まきで10月中旬からトウ立ちが始まります。茎が伸びて蕾が膨らんだ開花前が収穫適期です。蕾、茎、葉を食します。さっと湯に通しておひたし、カラシあえ、サラダに利用します。いため物や一夜漬けにもよいです。とくにカルシウムやビタミンAの効力にすぐれ、今注目の抗酸化食品として優秀な緑黄色野菜です。